米本さん、いよいよ「火の粉を払え」ブログからご卒業の模様。
それが良いでしょうね。今更、時間かけてプロが裏取までして書かないといけないような記事ネタもほとんどないでしょうし。
3面記事とかゴシップネタみたいなのはどこでも転がっているから、そんなのでも良しとするなら続けることは可能でしょうが、そんなことのために時間を割きたいとも思えないでしょうし。
こんな言い方をするのは統一教会=世界平和統一家庭連合の信者のみなさんにとっては不本意でしょうけれども、もうニュースバリューがないんですよ。
どうせプッシュしたって献金なんか集まりっこないからやるだけ無駄だし、というわけで叩かれる理由も消えつつあるけれども、それなら今こそ団体名にふさわしい「世界平和」と「統一家庭」を売りにして何かできるかと言えば、独生女とかわけわからないことを何度も聞かされるだけだし。
日韓トンネルとか国際ハイウェイなんか、今の時代にはまったくそぐわない。
そうやって世間の注目をあびなくなった今こそ、普通なら地に足をつけて地道な活動に邁進するチャンスなんですが、じゃあ「地道な活動に邁進する」とは具体的に何をすることをいうの?
360軒ホームチャーチ?
原理本体論だったか、なんかの教材による学習?
それを「やる」とか「なす」とは具体的に、毎日何をするの?
そして、その「何か」を続けると何がどうなるの?
大体、元の正式名称世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合になった時に神霊がなくなって、「昇和」されたメシア、勝利された「お父様」が霊界に行かれて大活躍!の時代に何も起きない時点で、統一教会の教義ってやっぱりあんまり説得力ないよね、ということになるわけですよ。
その団体が、昔の教義と今のこの現象の説明をきちんとできない状況で、今度はこれ!とか言い出したって説得力ないよね?
いろいろと考えてみても、献金プッシュがなかったら平和な宗教足りえるか?っていっても、あんまりそんな可能性もなさそうですね。
こういうの、地味に大きいと思いますよ。
信者からの献金で食っていけるごく一部の幹部は気にしないでしょうが、献金を少額なりともさせられる側は、ふとした瞬間に「これやっててどうなるの?」と思った疑念を消せなくなる。
そしてそんな疑念に対する明確な回答を示せない団体からは、遠からずメンバーの足も遠のいていくものでしょうし。
最後までしがみついていくのか、そろそろ見切りをつけるのか、信者の皆さんには見極めをするための良い時期だと思いますけどね。