何かのイベントをやっていて、トラブルが発生したりすることはどこの国でも、どんな場面でも発生しうる。
こんなとき、アメリカでよく見るのは、自然発生的に国歌「星条旗」を誰ともなく歌いだして会場全体に波及し、その間にトラブルを収集して元通りに式次第を進められる状態を整えると、今度は万雷の拍手でフォローを終えて司会進行者にバトンを戻すシーンだ。
ターンタタンタンタンターンと鳴り出すと、なぜかみんなまとまってしまう。
※アメリカ合衆国国歌は知られているから、ターンタタンタンタンターンでもわかるとは思いますが、リンクでも貼っておきますか。
もともと米国国家「星条旗」そのものが、戦争のさなか、激しい攻撃にも関わらず空高くはためく星条旗を見て作られたものだけに、私のような(アメリカ合衆国の立場でみて)外国人でも、米国国歌を聞いているだけで真っ青な空にはためく星条旗が見えるほどだ。
(こちらは和訳)
カントリー歌手 キャリー・アンダーウッドによる米国国歌
Carrie Underwood National Anthem 2006 Baseball All Star Game
2019年10月13日追記。
Carrie Underwoodの動画がなくなったようなので、差し替え。
今度はクリスティーナ・アギレラ
なんというのかな。
それが良いか悪いかというのは私には分からないが、もう条件反射的に、「O say can you see, By the dawn's early light」と聞こえたら空にはためく星条旗の元に一致団結できるのは、すごいなと。
アメリカの国際政治におけるゴリ押しには辟易しますが、ああいう所は、もう見事というか。
え?どっかに統一の旗を掲げながら分裂しているところがある?
ふーん。そんな珍しいところがあるんですね。
私はよく分かりませんが。