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記事翻訳:統一教会、今度は米国信徒に献金圧力をかける

統一教会、今度は米国信徒に献金圧力をかける

日本からの献金不足、米国で「補充」せよ。切迫した状況を示す

2023年5月完工予定だったが、11月現在未完成の加平天苑宮

昨年10月初め、統一教会(現・天宙父母聖会 世界平和統一家庭連合)の韓鶴子総裁が米国を訪問した後、米国の信者の一部から不満が噴出した。

最近、日本で「解散命令」が請求され、韓国に入る献金が止まると、アメリカの信徒たちに不足する献金を補充するよう圧力をかけているからだ。

ある信者が暴露した所によると「アメリカの統一教会会員に日本で不足している献金を補充するよう圧力をかけている。彼らはまた、政治家から内部情報を得ようとし、ワシントンタイムズを自分たちの広報目的のための手段として利用している」。

統一教会自体が国際的な金融危機を克服するために米国に動けということだが、日本の献金が滞り、韓国での運営が困難になったのでうち出した対策のようだ。韓国と日本の信者に対しては40日間の修錬会を行っているが、米国の信者に対しては120日間の祈祷会を開催した。

 

米国統一教会信者を対象に120日祈祷会を実施

京畿道加平HJ団地内の天苑宮の工事は5月完成予定だったが、現在まで未完成の状態である。建築費不足のためという指摘がある。このため10月初めの米国訪問時にキャッシュ・ワーキング・グループ(現金工作班)を構築せよ(Trying to build CWG(Cash Working Group))という指示があったという。

「米国は自給自足できる。 だから世界宣教に資金を支援しなければならない("USA should not only be self sufficient, but should be able to fund world missions")」と言ったとの証言もある。

これに対して信者の一部からは「財政的に寄付できないなら時間を寄付しろというが、私たちは奴隷か、リーダーたちの指示に応じなければならないという脅しに聞こえる。」との声もあがる。

 

「1世代と違って2世は20代半ばがほとんどだ。お金を要求し続けるので伝道ができない」という反応を示し、今は脱会した元信徒は「(統一教会の)外で自分の存在の意味を見つけた方がよい。 あなたを搾取したり、罪悪感を感じさせないより良いものを見つけるべき」と勧めた。

 

米国統一教会東部地域本部であるニューヨーク・ニュージャージー・ワシントンDC・ボストンなど東部地域に住む家庭連合信徒は2~3000人と発表されている。この地域の信徒たちの献金内訳だ。

 

米国東部地域統一教会信徒たちの10分の1条献金の状況



統一教会が財政難を経験している証拠として、まず天苑宮工事の未完成、そして国内外の様々な不動産を売却したこと、職員削減、そして教会組織の職員の給料カットもあったというニュースがある。

このような中、加平統一教会の施設では毎月継続的に先祖解怨・祝福に続き、聖和者(つまりは死亡して霊界に行かれた方)未婚霊人祝福式、霊肉界祝福式、心身の距離を狭める方法、母訓読法、そして各種の修行プログラムが新設されて進行されている。日本人信徒だけのための40日間の修錬会も行われている。絶えず信徒を呼び込んでいるのだ。

加平の統一教会の施設を訪問してみると、韓国人よりも日本人信徒が多く見られる。日本でもっと積極的に統一教会反証運動が起こらなければならないと思われる。