KIB: kurogane in black

Yahoo!ブログ閉鎖に伴い移動しました。

行く7年 来る7年

既に2014年を迎えてから12日以上の日が経ってしまいました。

前の記事を書いたのが昨年の10月でしたので、ご無沙汰しておりました。


最近は来られる方も非常に少なく、ご無沙汰の挨拶をするまでもないのが正直なところなのですが。

最近では、そもそもが元から訪れる人も少ない過疎ブログでしたが、さらに無沙汰を決め込むようになった理由は、そもそもがUC自体が自ら混乱に陥り、文字通り「彼らは自分が何をしているのか分からないのです」状態になってしまったからというのが最大の理由でしょうか。

もはや、統一食口の皆さんがどんなに「歴史的な責任感」とか「神様につながる心情」とか言ってみたって、実際の所、統一教会自体が、もう何と言うのか、見るも哀れ、ツッコミを入れることすら憚られるほど落ちぶれてしまっているからです。


最大の証拠は、あれだけ「韓日の一体化」を至上命題のようにして、日本人の食口を馬車馬のように走らせ、カネを搾り出し、人身御供のように韓国に差し出してきた結果、何も出来ずに結局は韓国嫌いが増えてしまうという今の状況が全てを物語っているといってよい。


この状況は韓国の幹部連中からすれば、「日本が責任を果たしていないからだ」と言うネタにはなるのでしょうがね。
でも、元から悪い印象しかなかったところに、さらにますます韓国発祥の統一教会の立場は低く見られることになるでしょう。

伝道するのも厳しくなるでしょうし、献金なんか、信者ですらモチベーションが下がっていくでしょうしね。


某未亡人は、これから2020年に向けてさらにムチをいれていく様子ですが、今の雰囲気の中では、無理でしょうね。私が今もし現役の信者として教会に残っていたとしても、やめたくなるほどの悲惨な状況です。


せめて統一教会として、昨年の韓国の李明博大統領の天皇陛下土下座発言やら竹島上陸など、必死になって食い止めるとか、統一グループを挙げて反対の意見を展開するとかしていれば、韓国自体のイメージが下がっても統一教会が見直される可能性はありましたよ。日本人の立場からすればね。


残念な事に、その時は既に創始者という柱がなくなってしまっており、内部は四分五裂でそれどころではなく、さらに李(前)大統領の発言が大きく問題になると認識できるような韓国人幹部も居なかったでしょうけども。

李大統領の後を継いだ朴大統領も「千年恨みます」みたいな発言をしてしまうようでは、トップがそんな国と誰が仲良くしようと思うのでしょうか?




さて。こんな状況の中で2020年に向けて、統一教会は何ができるのでしょうか?


ちなみに、未来の7年はこれから作っていくものですから、可能性だけを言うのならどんなことも言える。


しかし、現実的には無から有は生み出されないし、今ある組織の能力をはるかに超えるような仕事だって処理できません。

「心機一転、新しい気持ちで頑張りましょう」と言った所で、所詮、日本のトップは「コンプライアンスを守る」と発言できるのは辞任会見のときだけの人だし、各地域の責任者と呼ばれる人たちも、そんな口先だけコンプライアンス会長に従うしかない人ばかりなのですよ。

彼らが一朝一夕に奇跡の人格の成長を遂げて、コンプライアンスを守り、立派な人材を育てることができるようになる。。。。なんて事があるのでしょうか?




あるいはちょっと視点を変えてみてみましょうか。


今から7年前、いわゆる「お父様」がご健在なりし時だった2007年から2013年までの7年で統一教会が成し遂げてきたことは何がありますか?


ちなみに、2007年からさらに遡ること2年前の2005年7月に、私はこんな文章を書いていました。(当時は楽天でブログを開設した直後でした)

「問題は、たった二つだけか?」
http://plaza.rakuten.co.jp/kuroganeyashiki/diary/200507110001/

この投稿の最後に、こんな文章があります。

ああ、それから統一教会が万が一「今後、社会的に問題となる行為はいたしません」と宣言したところで信用することはできません。

2009年に徳野さんが辞任会見でコンプライアンス発言をしましたが、2013年になって自らそれを反故にしたことが確認されてしまいました。

一介の元信者が9年も前に書いたことを、わざわざ組織を挙げて実証してくださるとはなんと奇特なことかとこちらは感心いたしました。

が、少なくとも過去の7年間で統一教会がやったのは、この世の法律をまもってきちんとした運営をすることもできない団体であると立証してしまった。

その他にも統一教会の言う「祝福」が「祝福」でもなんでもなく、人類のメシアのご家族がそもそも勝手に離婚や不倫・出産とその後に結婚までするという驚天動地の堕落の血統ぶりを証明してくださったことぐらいなのではないでしょうか?

それ以外に何か世の中の為になったといえる実績は記憶にありません。


大体、故ネルソン・マンデラ氏の告別式には、世界中のトップが弔問されましたが、故文鮮明の告別式に来られたトップって、誰かいましたっけか?





少なくとも7年中5~6年は創始者が顕在であった過去の7年の間ですら、何も達成できていないのに、創始者も亡くなり、足元から四分五裂でボロボロな団体があと7年で何を成し遂げるのでしょう?

しかも、普通の日本人ですら「韓国が嫌い」という状況に陥りつつある中で、ですよ。

その日本からの献金がなければ、何もできない団体なのに、ですよ。




「神様が共にいらっしゃるからできる」と言う人がきっといらっしゃるでしょう。


そこまで仰るなら、「まずは実際にやってみせてから出直してきてくださいな」とお答えするしかないですね。

少なくとも過去の実績はないのでね。



2020年という、まだ見ぬ未来に希望を託して、今のこの混乱(逆境ではないです。ただの混乱です)を乗り切りたいという気持ちは理解できなくはないですが、現実の問題を無視して、未来だけを見ようとするのは妄信でしかなく、信仰とすらよべないと申し上げておきましょう。



既に過ぎてしまった過去の7年を振り返ってみるとき、これから来るべき7年は、統一教会の前には暗黒の迷路にしか見えません。



こんなUCの皆さん達を見るとき、「見るも哀れ」と思わざるを得ないのは無理からぬことではないでしょうか。