昨日、ミッターマイヤーさんのやり取りの中で「まぼろしの影を追いて」と「母の教え給いし歌」を書きました。
これはどちらも母と子の関係における無限の愛と祈りについてのものです。
しかし、これが夫婦となった場合、どうなんだろうか?
正直な話、親子には血のつながりという、切ろうにも切れない関係がある。
しかし、夫婦は約束によってひとつとなってはいるが、元をたどれば赤の他人だ。
では、結婚式の時の約束とはなんだろうか?
仏前や神前は良く分からないけれども、結婚式の誓いとしては、教会でのこの文句が有名だ。
「健やかなときも、病めるときも、喜びの時も、悲しみの時も、富めるときも、貧しきときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、そのいのちのかぎり、堅く節操を守ることを約束しますか。」
異教に走った妻が、財産も勝手に処分したり、宗教に貢いだり、果ては親族にまで迷惑をかけるような場合、「これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、そのいのちのかぎり、堅く節操を守」っていると言えるのだろうか?
少なくとも私の理解では、「節操を守っている」とは考えられない。
宗教の名を借りて、別の男に走っているのと変わらないとすら言えるのではないか?
非常に悩ましい問題だと思った。
ミッターマイヤーさんがどれだけの心痛を抱えている/いたのか、私には想像すらできない。
また、そういう相手の気持ちを慮る事ができないUCが「家庭の幸せ」などとほざいているのを見れば、何の冗談かなとは思ったけれども。
何か、こういう時に相応しい音楽ってないのかな?(ということで、これを「音楽の時間」のカテゴリにーに登録)