KIB: kurogane in black

Yahoo!ブログ閉鎖に伴い移動しました。

看板倒れのホワイストーリー

天ブログが閉鎖されてしまいました。削除されてもバックアップはとってあるので、復元はできます。

以下、元記事は楽天ブログのフリーページに公開したものをそのまま復元した文章です。
参考:元URL(Web魚拓に飛びます。)
http://megalodon.jp/2014-0816-0955-52/plaza.rakuten.co.jp/kuroganeyashiki/7002/

<以下、元記事の復元内容です。>

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そろそろホワイストーリーに関するフリーページもまとめなければならないな、と思いつつ、保存してあったホワイストーリーのページを読み直してみました。


本来ならその元のページを直接見ていただくのが一番早いのですが、こちらで既に書いているように、ホワイストーリーさんたら私たちの切実なる質問(笑)にも答えることなく、さっさと自分達のブログを閉めてどっかに行ってしまいましたので、ウェブのリンクを張って、元の記事を見ていただく事が事実上できなくなってしまっております。

そこで、ホワイストーリーさんの元のページに書いてあった文章中、不思議だな?と思われる部分を引用の形で提示して、それに対するコメント、疑問の形で記事を書きたいと思います。

ちなみに、このフリーページで扱っているのは、元「教育理念「ホワイサイエンス」http://plaza.rakuten.co.jp/aki21/3000」というページに書かれていた文章です。
(今はもう存在していません。ブログが存在していたときですら、フリーページはさっさと消されていましたし)

No. ホワイストーリーさんの記述
コメントまたは疑問点

史書「WHYSTORY」で一貫して述べているもの、それは 
全ての事柄をWHY視点とHOW視点で分析し 課題を解決しようというNPO〔トゥルービジョン〕の教育理念「ホワイサイエンス」 です。
「教育哲学ホワイストーリー」というページの一番最初がこれです。
教育理念が書かれている書物「WHY STORY」が「歴史書」である、というのはちょっとよく分かりません。

史書なら歴史書だし、教育哲学なら教育哲学。

歴史の書から哲学的命題を見つけだす事自体を非難するつもりはありませんが、このあたりで既に、「歴史を通して神様は、統一原理に基づき復帰摂理を進めてこられた。」とかいう統一原理的な匂いがプンプンします。

それに「歴史書」に述べてあるはずのものは「歴史」なり、それに対する解釈や教訓だと思うのですが、なんと、歴史書で一貫して述べているのが、「全ての事柄をWHYとHOWで分析して課題を解決する教育理念」なのだそうです。

これは、もろ統一原理的観念の別表現と言われてもしょうがないと思いますね。

ま、最初からあまり細かい事に拘っても仕方ないので、先に進みましょう。

昔天体の星は勝手に動いていると思われていました。
ところが科学の法則の発見により実に数理的,法則的に秩序に従い動いていることが分かり その法則をもって過去,現在,未来に対する明確な判断が可能となったのです。
 
同様に混迷した社会に於いても私達は変化するものだけに目を向けるのではなく、そこに潜む普遍性を法則として活かしていくなら人生において確かなるビジョンを立て,飽くことのない挑戦からより良い社会環境を築いていけるのではないでしょうか?
数理的、物理的な秩序で運動している天体の星の例から、いきなり「過去、現在、未来に対する明確な判断が可能になった」と書いています。

科学の発達や法則の発見によって明らかになったのは、現在の運動の状態と、過去の運動に関する逆算、そして与えられた条件下で将来、その法則に支配される物体が、どのようなことを法則的に行っているか?ということだけであって、過去現在未来に対する「明確な判断」ができるようになっているわけではない。

そしてそれら科学的法則はあくまでも科学の範囲内における現象の最適な説明に過ぎず、「混迷した社会」とか、「飽くことのない挑戦からより良い社会環境を築く」英知を学べるわけではありません。

  ・青春の動機付けに
  ・社会から信頼を得る企業となる為に
  ・今後の世界の動向を分析する上で
  ・歴史的深みを持ち抜本的な解決を計るときに

(中略)
   
生活に役立つ法則として次のようなメリットがあります。

1)物事を原因(動機)までさかのぼり本質的解決が出来るように
  なります。
2)様々な課題に対して、より全体的な視点から分析できるように
  なります。
3)公式化された分析方法(法則)を習得する事により、
  自分自身で問題解決の方向性を見出せるようになります。
一番、不思議に思ったのがここですね。

ここに示されている4点は、きっと何かの冗談だろうと本気で思った。

「青春の動機付け」ってことについては、とっくの昔に青春時代が過ぎ去ったオッサンにはあまり関係ないので、おいておくとする。

それ以外の3点はこれは何ですか?


社会から信頼を勝ち得る企業となったり、今後の世界の動向を分析したり、歴史的な深みをもって、抜本的な解決を図るために必要なのが「ホワイサイエンス」だというつもりで、こんな事を書いているんでしょう?

けれど、何ら根拠を示さずに「やくざモノ」だの「犯罪者」だのという無茶苦茶なレッテルを貼ったままどこかに消えてしまったお方が書いていることとはとても思えないのですけど。

社会に対する責任を放棄して逃亡するような方が進める教育哲学で、社会から信頼を得られる企業になれるというのでしょうか?

今後の世界の動向の分析はさておき、「歴史的な深み」って何?

そんなに深い人間が、かつて統一教会にいたことがありますよというだけの人間を「やくざモノ」呼ばわりして、その理由も答えずに逃亡することが歴史的深みのある人間がすることなんでしょうか?

それはまたとっても深い底ですことよ。


そして、一部飛ばして「生活に役立つ法則」のメリットで3つほど上げていますが、これも全く同じですね。

統一教会に元、所属していたことがあるということが、どういう本質的な問題として私はやくざ扱いされたのか?

私が善良な人間かどうかってのはさておき、少なくとも、いわゆるやくざモノやら犯罪者よりは真っ当な人生を送っているつもりです。

そういう私をやくざ扱いして、関わりになりたくない、などという人間が、この世の諸般の問題に対して如何に「自分自身で問題解決の方向性を見いだせる」ようになるのでしょうか?

とても、この世の問題解決に強力な力を発揮する教育哲学のエバンジェリストとは思えぬ態度でしたね。

ということは、ホワイストーリーも所詮、その程度の内容とみなされる、という事を分かっていたのでしょうかね?

いまとなっては、もう確かめる術もありませんが・・・


膨大な体系となっている複雑な数学の原点である‘公理’は いたって当たり前のことを言っています。
もうこれ以上根本的な原則はないというところまで掘り下げられた基本命題なのです。

例えば
(1)同じものに相等しいものは、また、互いに等しい。
(2)相等しいものに相等しいものを加えると、結果もまた相等しい。
・・・とこれほどありふれた基本公理から約500個の定理ができている。

当たり前とは 誰しも納得できうる客観的な基本原則です。


WHYSTORYにある「12の基本法則」は単に幾何学の分野に留まらない人間社会をも含めた課題解決をする上で歴史観による大局的判断から数年先までも考慮し本質を突いた解決を成す為の方法論である。


意味不明な文章。

なんですか?
「膨大な体系となっている複雑な数学の原点である公理はいたって当たり前の事を言っています」
って?

その数学の公理というのは、「これ以上根本的な原則はないという所まで掘り下げられた基本命題であって」というからどれ程ごたいそうなものかと思えば・・・・

ここに上げてある二つの「公理」と数学と、どう関係があるんですか?

そもそも
(1)は、a=b, a=c ならb=c
なんて、三段論法の変形みたいなものですね。

さらに、上の「数学」の部分が誤字や打ち間違いでないと思ったのでわざわざ取り上げた理由が次の文章に書いてありますが、

『WHY STORYにある「12の基本法則」は単に幾何学の分野に留まらない人間社会をも含めた課題解決をする上で・・・』

って、一体どういうこと?

いや、分かるよ。

トライアングルの法則とかいう倉原さんの講義に出てくる絵の構図を「幾何学」と呼び、そしてそれが単なる幾何学ではなくて、人間社会をも含めた課題を解決しうる方法論である、と言いたいことぐらいはよく分かる。

でも、そういう味噌も糞も一緒くたにするのは、数学的でもないし、科学的でもないので、とてもまともな議論に耐えうる理論などにはなり得ないと思います。

だから、ちょっと私が自分の所だけで記事かいただけでフリーページを消してみたりするのが、そのよい証拠になってしまっています。

セミナーが全国各地で開催されています。
お気軽に お問い合わせください(^^)
ホワイサイエンスセミナー
セミナーのお問い合わせはこちらへ
セミナーを全国でやるのは、まあ良いとして、ここにはお気軽にお問い合わせ下さい、と書いていたのに、お気軽に問い合わせたら、やくざのレッテルを貼ってどこかに行ってしまった、という事実は一体何を意味するのだろうか?

この世的には、「それは胡散臭い、怪しい団体なんじゃない?」ということ以外にあり得ないと思いますけど。

こんな感じ。

たった一ページを読むだけで、へんてこな事ばかりしか書いていない。

これでは説得される人は少ないでしょうね。


このまま終わったのでは、ホワイストーリーにイチャモンつけて終わっているだけなので、他にも掲載されていたフリーページの内容と統一原理の比較対照でもボチボチやっていこうと思います。

ま、どんなにホワイストーリーの人たちが、「私たちは統一教会とは無関係です」と言っても、あんまり説得力ないですけどね。
だって言ってることが、もろ倉原さんの統一原理に関するビデオの内容とほとんど一緒だもの。

それこそ『同じものに相等しいものは、また、互いに等しい』ですよ。ご自分でも言ってるじゃないですか。