楽天ブログが閉鎖されてしまいました。削除されてもバックアップはとってあるので、復元はできます。
以下、元記事は楽天ブログに2005年6月28日に公開したものをそのまま復元した文章です。
参考:元URL(現在は表示されません。)
http://plaza.rakuten.co.jp/kuroganeyashiki/diary/200506280001/
<以下、元記事の復元内容です。>
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この記事は、以下の5本の記事に続く、番外編3-1となります。
番外編1 それじゃさよなら、Stella144さん
番外編2 ホワイストーリーは去ったのか?
これまでホワイ・ストーリーに関して、その著者、出版社、推進NPOそれぞれについて、調べてみたところ、どれもこれも明確なところに行き着かない、という事実が確認されました。
既に番外編で見たように、それらについて明確にして欲しいというお願いも、拒否されています。
私のところだけでなく、最近別の日記でも、このホワイストーリー管理人さんに質問された方がいらっしゃるようです。
質問内容はとても簡単で、そのNPOについて、その存在地や代表、活動目標などを明らかにしてほしいというだけのようですが、あろうことか、そんな質問すら誹謗中傷だという非難をしてその書き込みを削除してしまったようです。
このやり口はあまりにひどい。その件について書いてみたいと思います。
<捨て台詞なんかやっていいの?>
私のところの日記では、「ホワイストーリー=統一教会」とは書いてます。
でも、その方はホワイストーリーの管理人さんに、「NPOについて明らかにしてください、一人の親とは誰のことですか?」という、ホワイストーリーの主張に沿った質問を投げかけただけなのです。
それを「あなたも元統一教会の犯罪者ですね」という捨て台詞を残して去っていった。
私のところでもそうですけれど、「Why Storyとその悪質な団体とはまったく関係がありません。あなたの思い込みです」という発言だけで、その理由も言わずに、「あなたのような元・・・とは話したくない(=理由は、犯罪者だから!)」ということで、去っていきました。
なんか人生の根本問題を解決する教育理念だか方法論だかを教えているところにしてはショボイ対応です。
<辛辣なチェックからスタートするのが世の習い>
大体、彼らの信じるものが、どれほど尊いものかなんて他の人たちには分からない。
他人にとっては、「また怪しいこと言ってる奴が出てきたぞ」という認識が普通です。
学術論文だって、掲載する論文誌が一流紙になればなるほど査定の基準は厳しくなり、チェック項目は多くなる。
そういうチェックや検証、査定を経て初めて、正しい論文として認められ、別の論文に引用されるなどして、成果・評価が固まっていくものです。
しかしホワイストーリーの管理人は、きわめて当然なこの疑問に対してなんと言ったか・・・
>その他のご質問は『Why Story』を読めば、或いは法則を理解すれば分かることです。
ここまで批判するには そういった研究を最低限するという誠意を持って臨むのが礼儀だと思います。金融関係にきちんとお勤めの社会人ですよね?
そういったことから あなたの文面には真実を求めるような真摯な姿勢は感じられず悪意の誹謗中傷ですので 削除いたしますね。<
ホワイストーリーをその人がどれだけ尊いものと思っているか知らないけれど、我々にはそれの尊さなんてこれっぽっちも分からない。
それを説明する義務は紹介している人にあるのであって、
- NPOはきちんとした目的のもとで
- しかるべき場所において
- まっとうな活動を続けてきており
- 実績もこういう形で残してきている
- 質問に対しても誠実に答えてくれている
ということをきちんと説明し、聞いた私達も、それならばここは信用できそうだから、ちょっと耳を傾けてみようか?と、その内容を調べてみる段階へと移るのではないでしょうか?
真摯な態度が必要なのは、それを聞かされる側ではなくて、「ホワイストーリー」をひろめようとしている側だと思います。
<こんな窓口担当者がいたら、企業は破産だな・・・>
ここで、話を企業を例に考えて見ましょう。
ホワイストーリーは、人生の問題解決のツールを提供するサービスを行っている会社(NPO)であり、その会社(NPO)のサービスを目にした方が、関心を持った。しかし、責任者や代表者、所在地も、活動目的も分からないので、ちょっと問い合わせてみようと思った。
そうしたところ「ここまで批判するには、そういった研究を最低限するという誠意を持って挑むのが礼儀だと思います。」という回答が返ってきたわけです。
ホワイストーリーの管理人さんは何か勘違いしているようだ。
どこの企業のお客様窓口に、おたくの製品についていくつか疑問があるんですけどね?という問い合わせに「うちの製品を批判するからには、心を込めて使うというのが最低限の礼儀だと思います。あなたは金融機関にお勤めの社会人なのに、そのような真摯な態度は感じられず、悪意の誹謗中傷ですので、そのような問い合わせは受け付けられません。」と対応する担当者がいるのだろうか?
企業の顧客窓口に行って仕事してみなよ。
簡単なドライヤーだって、人によっては「大切な髪が、御社のドライヤーで痛んでしまいました。どうしてくれるんですか?」っていうクレームをつけてくる人がいるんですよ。
まだ日本じゃないけれど、電子レンジで飼い猫をチンしちゃって、「お風呂に入れた猫を乾かそうとしたら、死んじゃったじゃないか。そんなことをしたらダメとは書いてなかった」って、アメリカでは裁判になるんですよ。
そこをどのように対処し、クレームを商品開発につなげるか、しかも無茶苦茶な言いがかりを、感情を害することなく毅然と対応するかが、窓口担当者の役割でしょう。
要するに、この場合、ホワイストーリーのNPOで仕事をしながら(強調しておきます)、それを紹介して歩くホワイストーリー管理人は、その窓口担当でもあるわけです。
しかし・・・・
簡単な問い合わせも、悪質な中傷誹謗、犯罪者ですからねぇ。
これ、人生の問題を解決するための方法論なんでしょう?他人様の人生を左右する可能性があるものを、商品としてお客様に提供するつもりなんでしょう?
(いくら支払うべきなのか知りませんけど)
ドライヤーみたいに、電熱線とコードと小さなファンをくっつけて作ったようなものとは違うんでしょう?
そんなに大変なものを取り扱っているのに、されて当然の質問を受けたら逆切れする窓口担当。
そんな窓口対応をしているNPOで進める、教育理念「ホワイサイエンス」
それこそ「ホワイ?」と聞いてみたくなりますね。
<商品開発だって、最初は茨の道>
冗談はさておき、世の中にないものを世に広める開拓者というのは、たとえどんなものであれ批判を受けることが前提となる。そこを粘り強く説得して、証拠と実績を積み重ねて初めて認知され、社会的に広まっていくのです。
今はiPodのようなプレーヤーが当たり前のように売れていますが、これだってアップルコンピュータのスティーブ・ジョブスが、ミュージシャンやレコード会社その他をコツコツと、そして粘り強く自らが訪ねて行って、実物をみせ、「これであなたの音楽を聴きたい」と説得して歩いた結果、アメリカではあのような興隆につながった。
いよいよ日本でも、その波には逆らえずに、iTune Shopがこの夏にオープンするらしいですね。
でもつい最近まではレコード業界各社が、著作権だのなんだので反対して、実現しませんでした。
アメリカだって、同じ問題がなかったわけじゃない。でも、そこをクリアするために、スティーブ・ジョブス自らが行脚をし、頭を下げてあるいたのです。よろしくお願いしますってね。
その前身ともいえるソニーのウォークマン。
このページでは「社内外の反発もあったが」とさらりと書いてますが、そりゃそんなに簡単なものではなかったはずです。
でもそこがソニーらしいところで、皆反対しているのにも関わらず、やるという決断を下して販売した。
カラヤンもご愛用になって広まったそうです。
同じくソニーのアイボ。
社内で開発しているときは、やはり反対されていて、開発責任者は商品を出すとき自らの首をかけたといいます。(プロジェクトXで見たから、多少誇張されてるかも)
その辺の企業にだって探せばそれに近い話はいくつもあるだろう。そんな中で、奇跡的に首が飛ぶことなく、綱渡りのような条件をクリアしたもののみが今、世の中に残っているのです。
ホワイストーリーを広めたいはずの人が、こんなに簡単に他人を犯罪者扱いしてみたり、簡単な質問すら「悪意のある誹謗中傷」などと拒絶してみたり、せっかく訪ねてきてくれた人に対して真摯な気持ちで聞きなさいなんて言っているようでは、お里が知れますね。
NPOの所在地は?代表者は?活動目的は?資金源はどうなっているんですか?
メンバーは何人ほどいて、どういう形態で業務を進行しているのですか?
これまでの成果は何ですか?賛同者にはどんな人がいるのですか?
こんなのは、まともな大人なら誰でも聞くことなんですよ。
企業の信用調査を依頼すると、帝国データバンクとか興信所みたいなところが調査先の企業に行って色々とインタビューをしてくれます。
株主は誰か、取締役は誰か、どういう関係か、取引先はどこか、メインバンクは、従業員数は、売上高は、利益率は、これまでの経歴は、今後の見通しは・・・・・etc., etc., etc....
もちろん、答えるほうも義務ではない。任意の調査であるので答えたくない項目は答えなくともよい。でもそれはその企業の評価を下げる要因となります。そして依頼主に、そのように報告される。
「この企業は、○○については返答しませんでした。よって評価D」
当たり前のことです。
いや、そもそも聞かれる前に公開しておくべきものでしょう。
かつてのように、ビデオセンターでトーカーや例の親やらスタッフやらが取り囲んで、遮断された空間でなら成立しえたことも、開放されたネット上で通じるはずがない。
これを機会に、一度自分の対応を反省されることをお勧めしたいと思います。
これを読まれるかどうかは知りませんけどね。
番外編3-2に続く