KIB: kurogane in black

Yahoo!ブログ閉鎖に伴い移動しました。

個人情報保護の記載が無い (元記事の投稿日:2005年6月30日)

楽天ブログが閉鎖されてしまいました。削除されてもバックアップはとってあるので、復元はできます。

以下、元記事は楽天ブログに2005年6月30日に公開したものをそのまま復元した文章です。
参考:元URL(現在は表示されません。)
http://plaza.rakuten.co.jp/kuroganeyashiki/diary/200506300001/

<以下、元記事の復元内容です。>

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この記事は、以下の8本の記事の続編です。

  1. 獅子身中の虫
  2. Why Story 自体のあやしさ
  3. 正体不明のNPO トゥルービジョン
  4. 怪しい懸賞論文 

番外編1 それじゃさよなら、Stella144さん
番外編2 ホワイストーリーは去ったのか?
番外編3-1 ホワイストーリーの管理者は、窓口担当に相応しいか?
番外編3-2 アンタ何様?という質問への事前回答

特別編 究極のカルト?

 

ホワイストーリーとNPOトゥルービジョンが実施している懸賞論文などについての検討は、ほぼこれが最後になります。次回で、統一原理とホワイストーリーの対比を行い、最終的な判断をしてみたいと思います。

今回は個人情報保護法について取り上げることにします。

<個人情報保護の取り扱いがない>


ホワイストーリーおよびトゥルービジョンで懸賞論文やってますが(管理人注:どちらも閉鎖されています)、ここには個人情報保護の取り扱いが書いてません。

既に一度くらいは目にしたことがあるかも知れないのですが、2005年4月1日から、個人情報保護法が施行されました。

ご存知の通り、昨年、某大手プロバイダー(現在、福岡に球団を持ってますね)の個人情報が流出したことに端を発して制定・施行された法律です。これについては、通常の企業ならば相当気を使っています。

ここの楽天(開設当時のブログ)ももちろん、その他ほとんどの企業が「プライバシー情報の取り扱いについて」とか「プライバシーポリシー」などを定めています。

では、そのような事を定めた個人情報保護法とは何か、ざっと見ておきましょう。

個人情報保護法とは何か?>

個人情報保護法のポイントを見ると、以下のように記されています。

  1. 個人情報の有用性に配慮しながら、個人の権利や利益を保護することを目的とする。
  2. 個人情報を取得・利用するとき
    個人情報を取り扱うに当たっては、どのような目的で個人情報を利用するのか具体的に特定する必要があります。
    個人情報の利用目的は、あらかじめホームページ等により公表するか、本人に知らせなければなりません。
    個人情報は、違法又は不当な行為を助長し、又は誘発するおそれがある方法により利用してはなりません。
    「要配慮個人情報」を取得するときはあらかじめ本人の同意が必要です。
    取得した個人情報は、利用目的の範囲で利用しなければなりません。
    取得している個人情報を、特定した利用目的の範囲外のことに利用する場合、あらかじめ本人の同意が必要です。

個人情報保護法も改定されているが、骨子の部分は変わっていない)

特に、「個人データの漏えい等が発生したときは?」として、以下のように記載しています。

次のような漏えい等の事案が発生した場合、又は発生したおそれがある場合は、個人の権利や利益を侵害するおそれが大きいため、個人情報取扱事業者は、速やかに個人情報保護委員会に報告し、本人へ通知しなければいけません。


楽天の場合は・・・>

日記を閲覧するだけなら関係ないので、普通の人がただ見るだけの日記のところには書いてありません。

しかし、新規に開設しようとするときにはメールアドレスとかの入力が必要になりますので、
このページの一番下の所に、個人情報保護方針のページに繋がっていますが、

1. 本方針について
2. 用語の意味について
3. 個人情報の収集について
4. 利用目的について
5. 個人情報等の取り扱いについて
6. データ内容の正確性・安全性
7. 保有個人データの確認等について
8. 窓口
9. その他

といった項目について、詳細な説明があります。
これは他のブログでもそうですし、一般の企業でもそうです。

今度、ご覧になってみてください。

<ところで、トゥルービジョンには・・・>

ところがこのNPOトゥルービジョンには、これが一切ありません。
通常、まともな運営をしていれば、この個人情報の取り扱いについては、もっと敏感になってもいいと思うのです。

ここにその懸賞論文の募集要項がありますが、募集には以下のように記載してあります。

件名に『Why Story懸賞論文』と明記し、
住所・氏名・電話・職業・年齢・性別を必ず記入の上、
書籍に応募IDを記入した案内が添付されている場合は、その応募IDをご記入ください。
応募IDをご記入いただいた方には、抽選で10名様に図書券5000円分を贈呈いたします。)


(応募IDを記入すると5000円分の図書券贈呈。これは霊の親を特定するためでしょうね。)
「住所・氏名・電話・職業・年齢・性別を必ず記入の上」なら、個人情報保護法の対象ですね。完全に。

この個人情報、そうとうあちらこちらの企業で問題になりました。今、本屋さんでも結構な数の解説書や入門書がおいてあります。

それくらい、個人情報や機密についての取り扱いについて、企業を騒がせる内容を含んでいるわけです。この程度のことも鈍感な団体のあやしい懸賞論文に募集して、大丈夫ですか?
この個人情報の利用範囲は?利用目的は?利用目的外の使用をしないことは?

なんにも書いてないです。

応募するなら、どんな風に利用されるかわからないことを覚悟の上で応募してくださいね。

あ、彼らに聞いても何も答えてくれないか、あたりまえのように「ああ、ホームページの更新が遅れていただけです。ちゃんと個人情報は保護いたしますから」といって、後付で出してくるかもしれません。
(少なくとも、平成17年6月30日、21:15分現在、そんなものはありませんでした。さらにその後、消滅しています。)

でも、もし彼らが統一教会の一派であるとした場合、彼らが優先するのは、天法または神の御心とかいう意味不明の指示であって、この世の法律は関係ないです。

個人情報保護法のようなものなど、破ることなんでデフォールトでやるでしょう。

たかが20万円。それで人生を棒に振るかも・・・

行きはよいよい 帰りは怖い・・・

行くのなら覚悟を決めてどうぞ・・・