韓国では、文在寅大統領が慰安婦問題のタスクフォースを設置して、昨日その結果を発表したわけですが。
本当に何をいってんのかわかんないんですねう、と思っていたんだが、これって要するに明治維新以後の日韓関係をそのまんまなぞって繰り返しているよなーと。
いつもの楽韓Webさんところで文在寅大統領の声明が翻訳されています。
たとえばここ。
<楽韓Webから引用開始>
過去の合意が両国首脳の追認をへて、政府間における公式の約束という負担にもかかわらず、私は大統領として、国民と一緒にこの合意では慰安婦問題が解決されていないと言うことを改めて明確に明らかにしておきます。
<引用終了>
(強調は管理人)
1910年の日韓併合だって、1910年当時は大韓帝国皇帝だった純宗からの全権委任を受けた李完用が署名して発効している。
時の主権者からの委任を受けたものを違法だったとか、強制したとか言ってきたのがこれまでの韓国とそしてその縮小コピーの統一教会。
今回だって、国民の投票によって選ばれた大統領と、国会にて承認を受けた閣僚によって合意されたのが2015年の慰安婦合意。
それを「国民と一緒にこの合意では慰安婦問題が解決されていない」(文大統領)といわれても、本当にそんなのは韓国国内の内政にかかわることであって、日本としては知らんがなでしかないわ。
で、再交渉してくれと言うのはおいておいて、仮に再交渉して合意した内容が次の政権でまたひっくり返されない保障は誰がどうやってつけるのか?
「いや、我々は国民の選挙で選ばれた大統領と閣僚であって」とか言うなら、前政権もそうだったよね?
まして、カンギョンファなんか国会の審議ではダメだしされたのを文大統領が押し切って外交部長官に就任させた人ですよ。
「聴聞会の報告書は採択されなかったが、国会の同意がなくても大統領は外相の任命が可能なため、野党からの批判がやまないなか6月18日に文在寅より外交部長官に任命された」(Wikipediaから引用)
その意味では、前政権の外交部長官、尹炳世のほうがきちんと国会の聴聞会もクリアして就任している分、国民の意図によって選ばれた外交部長官としての重みがあるでしょ。
Wikipediaでは、尹炳世が国会の聴聞会の報告を採択されて就任なんて書いてませんけども、康京和を押し切ったのが異例だったから書かれているわけで。
確かに文大統領は直接選挙で選ばれている。しかし外交部長官(他にも何人か聴聞会の結果を無視して就任した長官が何人かいますけどね)は国会の聴聞会ではダメといわれたのに文大統領が押し切ったのなら、民意を反映した閣僚とは言えないのではないか?とか、根本的なところで弱いのではないでしょうかね?
韓国の憲法上、それが可能ではあるので、わざわざ憲法裁判所に訴えられるような問題ではないでしょうが、意味合いとしてはそういうことです。
そんなお友達政権が、国民の意図がとか、おかしいでしょうよ。
そして、そんなことを明治維新以後、ずっと韓国は日本に対してやってきた。
で、上でも書いたように、権力者からの付託・委任を受けて日本と交渉した李完用や尹炳世が日本と結んだ合意や協約は無効とか言い出したら、もう今後は韓国とはいかなる合意も契約も何もかもできないのです。
うん。
私としては非常に望ましい。
こんなに素晴らしい日韓関係はかつてなかったですね。
さようなら。韓国。