某宗教団体の教祖夫妻をかたどって作った金の像について、その団体の信者の皆さんやシンパの方々は不思議な理由を掲げて、あれは偶像崇拝ではないと言っている。
私個人としては、彼らの宗教儀式としてその金の像に敬拝しようがどうしようが、彼らの信教の自由に属する問題にすぎないと思っている。
またキリスト教徒でもないので、偶像崇拝をしていることになるから神様との約束（聖書）に反しているとかいう主張をするつもりもない。
でも、客観的に言ってあれは偶像崇拝以外のなにものでもないと思いますけどね。
彼ら信者たちが掲げる、「偶像崇拝ではない理由」を読んでみましたけど、あれを書いた人たちは、こんなもので一般の人たちが納得してくれると思っているのでしょうかね？
たとえば・・・
・「あれが偶像なら、教祖夫妻がその像と一緒ににこやかに写真に写るはずがない」という説明
⇒教祖夫妻が一緒にうつっている事が、その像が偶像でないことの理由にはなりませんね
信者にとっては、教祖が認めたものは神様が認めたものと同じ意味を持つのかもしれませんが
普通の人には、まったく関係がない。
普通の人から見て、偶像崇拝だといわれることを否定する理由になっていません。
・「像ではなく、それが象徴するお方におわします神様への尊敬・敬愛を表すので偶像崇拝ではない」
⇒そんな事を言ったら、他の偶像崇拝とされてきた宗教だって同じ事が言えるでしょう。
彼らだって、モノを有難がっていたのではなく、そのモノが象徴する畏敬する存在を崇拝していたのだから。
・「イエス様が否定されたのはベルゼブル＝バアル神＝サタンを否定されたのだ」
⇒これはよく分かりませんが、要は、かつての偶像崇拝の対象はサタンだったから悪いが、われわれのは
再臨の主だから問題ないという事を言いたいのでしょうか？
それって・・・
方向性が違うだけでやっていることは偶像崇拝ですと言ってしまっていると感じるのですが。
自分で自爆してどうするのかと。
こんな言い訳を、誰もが見られる場所に書きなぐっていて、むなしくなりませんか？
身内だけの閉鎖されたＳＮＳとかで、みんなで語り合っている場面なら、一般の人は無関係なんで、身内だけに通じるボキャブラリーで好きなだけちぃちぃぱっぱをやってればいいと思いますが。
少しは一般の人にも読んでもらいたいという意識があるからブログに書いているんですよね？
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私は、上でも書きましたが、君達があれを拝んでありがたい気持ちになるなら、好きにしたら良いと思っています。君達の宗教儀式（つまり他人に強制しない自分達だけの行為）をとめるつもりも権利もありませんし。
われわれがあれを偶像崇拝だと言おうが、君らには関係ないことですし。
問題は、そんなものをありがたがって、神様と一緒に生活しているつもりになってみたところで、兄弟げんかは収まらず、君達が約束した世界平和に向けての活動にもなんの役にも立っていないし、信者達は、こんなむなしい言い訳が一般の人たちに受け入れてもらえるという大いなる錯覚をしたまま平気な人がたくさんいる状況が変わらない。
これ、君達はどうするつもりなの？そんな事で、本当に満足しているのかと。
・・・って、本気でそんな事を考えられるくらいなら、こんな風になってませんわね。
むなしい質問、失礼しました。
