昔、何かのテレビで聞いた台詞に次のようなものがある。
「国は外敵によって滅びるのではなく、内側から崩壊していく」
これはオリジナルとしては誰が言った格言なのでしょうね?
調べたけれども、ちょっと分かりませんでしたが。。。
誰が言ったにせよ、経験的にも多分正しいのでしょう。
外敵が攻撃してくれている間は、内部のさまざまな葛藤や相違点も「敵の侵略を打ち破ろう!」という強固なスローガンの下に目をつぶることはできる。
川を渡るためには呉越も同じ舟にのるようなものだ。
しかし外敵の脅威よりも内部対立の方が深刻になってしまった場合には、舟どころか、はるか遠くにある天すら倶には戴けないことになる。
ほんの数年前、ブログ村なんてものができる前のネットの現状の方がUCにとっては幸せだっただろう。
逆にブログ村なんてものができてしまったがために、そしてなまじっかブログ村から反対派を締め出してしまったがために、彼らの視界には外敵は消えうせ、内部対立の激しさがより強く認識されるようになってしまった。
さらには、創価学会か何かしらないけど、判断不能な混乱要素まで混じりこみ、かつそれに影響を受ける人たちまででるに及んで、内部におけるバトルロイヤルは、もはや収拾不可能な状況にまで陥ったと言ってよい。
この期に及んで「統一」なんていう看板はすぐにでも下ろしましょう、という誠実な人間は現れることもなく。
やあやあ我こそは正当な統一の勇士なりといっては、同じ統一の旗をかざす人たちをなぎ倒さんばかりに切りつける様は、なんの冗談かと思うわけだけれども。
私のような立場の人間にとってはすばらしい時代が来たといえる。
かつて・・・・と言ってもわずか数年前のことでしかないのだけれども・・・・UCの人たちが、表面的にはつくろっていてもその実、どれだけ酷いことを平気でできてしまう人たちなのかということを如実に示す実例は、竹迫牧師の小木さん掲示板ぐらいしかなかった。
しかし、いまや、状況はかつてとは比べ物にならない。
UCに入ろうかどうしようか迷っている人がいたら、じっくりとUCのブログ村の状況を読んで見たらよい、と言うだけでよいのだ。
まともな感覚の人があんなものを読まされて、UCに希望を持つはずがない。
大体、既に信者となっている君たち自身、あのブログ村の記事を読んで力を得たり希望を感じたりすることがあるのか?
個々を見れば、中には「この人は幸せそうだな」と思う人もいないわけじゃない。
でも、あのブログ村の中で周りの状況には一切関知せずに自分のことしか書かないっていうのも、UCというくくりの中でどうなのよ?と考えてみたとき、その姿勢が希望を与えるとはいえない。
じゃあと言って、議論に加われば収拾がつくかと言えば、絶望的だ。
真の父母様のみを見つめていくことが堕落人間の希望だと言われたって、50年前ならまだしも、今の状況では悪い冗談にしか聞こえない。
「国は外敵によって滅びるのではなく、内側から崩壊していく」
なるほど。
既に人類史を通じて言われてきている内容を、人生をかけて改めて立証しようと努力されるUC信者の皆様には頭が下がります。
ビスマルクの「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉もあわせて証明しようと努力される姿にも敬意を表したいと思います。
経験にも学ばない者はなんと呼ぶべきなのか、新しい格言を創造しようと努力されているのかもしれませんが。