KIB: kurogane in black

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「真の父母宣言文」が捏造か本物か、それは問題ではない。

gildongさんが初めてコメントくださいましたが、ずいぶんと冷淡な返事をしてしまいました

gildongさんの記事は拝見していますので、どういう流れの話になりそうかという事は、なんとなく見当がつきます。


一般的な話を言うなら、書かれたものを読んで、なるほどと思うのか、なんだこりゃと思うのか、反応はいろいろあるでしょう。

そういう感情のゆらぎというか動きを動機として、何か書きたいと思えば、いわゆる「引用」の範囲で適切に利用して、好きなように意見を述べたらよいのではないかと思います。


ツイッターなんてのは、そういうものの集合体みたいなものとすら言えるでしょうしね。


ところで、gildongさんは、多分、「良心は父母に勝り、神様に勝る」というみ言と、真の父母宣言文の「絶対服従せよ!」が矛盾するところが、後者が捏造である証拠と主張したいのだろうと推察いたします。


彼のポジションでは、そういう主張を展開することには、十分理解できます。



しかし、彼には非常に申し訳ないことではありますが、真の父母宣言文が捏造だろうが本物だろうが、私にとっては、正直どうでも良い。


仮に捏造であることが立証されたとしましょう。

それでUCの何かが変わるか?

私は何も変わらないと思います。


まず、体制がそういう捏造をした人を罰したり更迭できるようなシステムがない。

ありますか?

あるわけがない。

そのおかげで誰も責任なんか取らないから、捏造であることを立証しようがしまいが無意味です。


また、あの真の父母宣言文が捏造であると立証されたら、先の記事でも書いたように、「良心は神に勝る」が正しいことになります。

それでは良心に従うことが正しいのだなと言って、アベル=教会長が下した命令に逆らうことが許されるか?


あるいは、地区の統括責任者が、

「今月の伝道目標は○○人。献金目標は○十億円。さあ、真のご父母様の前に、勝利の誓いを立てましょう!」

という命令をしたとき、「そんな命令は、私の良心が受け付けないので、拒否します」なんてことが許される組織ですか?


そんなことができるはずがない。


また、日本の食口にとっては、あれが捏造だろうが本物だろうが、また2013年1月13日を過ぎても、献金しなさいということが一生懸命に言われるだけで、現実的に何かが改善されるわけではありません。





これらの事例とは逆に、真の父母宣言文について、あれは間違いなくまことの父母様からでたものだとしても同じでしょう。

具体的にどうなるか、なんてのは、わざわざ書きませんよ。



だから、あの真の父母宣言文が捏造だろうがなんだろうが、そんなことはどうでも良いのです。



それよりなにより、UCの信者にとってはとても大切な信仰の基本姿勢のような内容が矛盾していても平気、こんないい加減な、また、それが矛盾していると指摘されても何も感じない鈍感さ、またどちらが正しかろうが間違っていようが、結局何も変わらないという、いい加減さ。


これらの、とことんまで意味不明な内容を抱えたまま、いかにこの世の人たちに統一運動を受け入れてもらえると思えるのか?

勝利は近いと思えるのか?

どこかの国の情報機関が出した日本の国の強制改宗の実体レポートがあるだけで、自分達に風が吹いてきたと思える能天気さはどこから来るのか?

少しは考えてみてはどうですか、というのが私の基本的な姿勢です。



こういう問いかけに、すぐさま、ただちにあっという間に回答できるようなら、UCもこのザマにはなっていないと思いますが。

UCの人たちにとっては非常に残念なことに、これら当然の疑問に、きちんと回答できる人がいない、ということがUCの現状を物語ってしまっていると思います。