KIB: kurogane in black

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米本氏の統一教会に対するスタンス

しばらく前に、ミッターマイヤーさんから「米本氏の変節?には、少々驚いております。」とのコメントを頂いたことがあります。

http://blogs.yahoo.co.jp/akio_kurogane/7391299.html



その時、彼は変節したのではなく、彼は拉致監禁について書きたかっただけ、という返事を返しました。

http://blogs.yahoo.co.jp/akio_kurogane/7391299.html#7432506


最近の米本氏のブログを読んで、ますますそうだと思うようになりました。

彼は、人道主義的な立場から拉致監禁がなくなることを希求してはいます。
しかしその前提として、UCが社会から受け入れられるようになることが必要との考えに基づいてのことであって、米本氏にそういう発言をさせたのは食口の(馬鹿が付くほどの)人の良さだったと思います。

こんなに純粋な人たちなら、社会に受け入れてもらえるようになれば拉致監禁のような悲惨なことはなくなるだろうというね。



しかし、米本氏のこの期待は成就することはないと思います。



確かにUCにはお人よしが多いとは思う。

食口を個人的に見るならばね。そうでなければ誰がこんなばかみたいな献金をするだろうか?



しかし、食口の側に社会から受け入れてもらおうという意図など更々ない。

たまに「この世から理解されないのがこの道です」などと斜め上の発言をして、食口からもボロカスに批判される御仁もいるけれども、正直な話、韓国人は日本に受け入れてもらおうなどとは本気では思っていないし、社会から非難されるのが、この道の醍醐味とすら思っている人だって数知れずいる。

ブログを書いて批判されて、どうして批判されるのかと考える人は、食口全体のほんの一部でしかない。

ブログ村でもおかしいといわれていても、それを認めない人だらけなのですから、まして食口全体で社会と接したりすることがない人たちが、自らは過ちを犯していると振り返ることなど、絶対にできないでしょうよ。


毎日の悔い改めは、自己満足に過ぎない。悲劇のヒロインに浸って喜んでいるだけだ。



こんな人たちが集まって、社会に受け入れてもらえる可能性があるわけがない。



いみじくも小林元光言社社長が、全体が変わるのは簡単ではないと書いていますが、この意見については全くもって賛意を表明いたします。


だからこそ、本当の意味で組織が変わろうとするなら、トップから末端まで、全体で意識を一つにして、何がなんでも変わろうとする意識と、それを実現していくための具体的な取り組みがあいまって、それを何年も何年も続けていってようやく、ちょっとは変わるかどうかというレベルのものすごいエネルギーをかける必要があるのです。

そして統一教会食口たらんとするものはかくあるべしという組織を貫く骨組みが、どの食口を見てもにじみ出てくるようになって初めて、「何年も前になりたかった組織と個人の姿」がようやく垣間見えてくるぐらいでしかない。

しかしそれができたら、その組織は強いと思いますよ。



でもねぇ。そんな意識は、統一教会のどこにもないでしょ。



トップも何をしたいのか良く分からないで派閥争いで忙しそうだし、末端はそれに輪をかけて混乱するだろうし。


さらに、全体で変わる必要があると認識しているかどうかも怪しいし。



これで勝手に組織が変わったら、それこそ奇跡でしょ。






だから米本さんの期待は成就しません。


いわゆる暴力的な拉致監禁は、さすがになりを潜めるかもしれません。

しかし統一教会に息子・娘を採られてたまるかと思う親は決してなくならないのですから、親や反対活動家は、手段や方法をより巧妙に、より高度にすることで、「統一教会とは接触をたった環境で、落ち着いて話し合う」という場を設けようとするでしょう。


自らが原因となって、自らに対する反対運動が起きているのに、自らを省みることがない団体が社会に受け入れられ、反対がなくなる日が来る。。。



うん。書いているだけで矛盾していますな。


こんなの、誰が考えても絶対無理でしょ。





ついでに書きますと、結構な数の食口の皆さんが、「米本さんを応援します」とか書いていましたよね。
昔、米本さんが拉致監禁のこと「だけ」を書いていたときには。



もし私が今でも食口だったら、恥ずかしくてとてもこんなことは言えない。



ありとあらゆる闘争と分裂を止揚統一し、神様の愛で全ての人類が兄弟姉妹として結ばれた地上天国を実現することを神様と約束した私達が、社会からの反対を許し、こんなことを許す環境のまま放置してきたこと、それに無関心であったことを激しく悔いる。


そしてこれからは、こんな人たちがでないようにするために、万難を排して最善を尽くすことを神様に誓い、そのためにまい進していたでしょう。


そして、「米本さん、メシの種をなくしてしまって申し訳ない。これからは別のネタでジャーナリスト活動をしてください」と言ってお別れの挨拶をする日を指折り数えて待ったことでしょう。



自分達の身から出た錆について、なんの因縁も責任もない人が、「統一教会御用ライター」とまで呼ばれて火の粉を払ってくれているのに、その人を前面に押し出して、自分達はブログに「応援します」というコメントをして満足しているなんて、食口の恥だとすら思いますけどね。




そして、応援していたはずの食口も、ちょっと(これまた身からでた錆である)米国元会長の『事情』とかを書くようになると、たちまち米本さんが変節したかのように言って手のひらを返して、今度は米本さんに突っかかってみたりとか、ここまでくると恥の上塗りだと思うけども。





もうね。反対派の私からしたって、ちょっと考えたらこれぐらいの事はいえるわけですよ。
ちょっとの暇にちらちらとブログを見る程度でもね。

それで「ああ、願いは愛の統一世界」とか毎日聖歌を歌って、「真剣にお父様の願いを成就して差し上げたい」と思っているはずの君たちは、何をどう感じ、考えているのかな?



まあ、恥を恥とも思わないんじゃ、しょうがいない。



そんな君たちが作る理想世界。。。。



誰がどう考えてもシュールレアリズムの世界にしかなりそうもないのですが。



追記
こんどはkuroganeさんが米本シンパになったとか言い出さないでくださいよ。
私は、まったくそんなつもりはない。

ただ、本文でもちょっと書いたけど、「UCの身から出た錆について、それにはなんの責任もない人が、『統一教会御用ライター』とまで呼ばれて火の粉を払っている」のに、食口から難癖つけられているのをみて、食口の酷さがどれぐらいなのか、私の視点で書いてみただけです。

私も愚かな食口の一人でしたが、さすがにここまで酷くなかったと思いたい、という気持ちもありますね。