KIB: kurogane in black

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統一教会の「信仰」という名前の虚構

さっき書いた記事の元ネタとなった米本さんのブログに、拉致監禁がまた発生したと書いてありました。

そして例の「みんな」さんが、拉致監禁とは戦うとか仰っているようですが。。。


なんていうのかな。

拉致監禁なんていうのはこどもを取り戻すための手段の一つに過ぎないでしょう。

粘り強く話し合いを続けて、子どもを説得しようとする親もいれば、勘当することで子どもの存在そのものを認識から消してしまう親もいる。


いずれにしたって根本的なところで数多くの親は統一教会の活動を正しいとも良いとも思っていないことが問題。
その思いの表れが積極的な拒否の姿勢になり、子供が信者になれば取り戻そうとするようになる。


その根本の問題を解決することなく、「拉致監禁」という手段ばかり反対して、社会一般の統一教会に対する評価や態度が変わる訳が無い。

したがって、UCの信者が拉致監禁に必死に反対し、「拉致監禁は犯罪だ」と声高に叫べば、表向き拉致監禁の件数は減ったとしても、子どもを取り戻そうとする試みは、形を変えて行われることになるでしょう。




世の中の人たちが、今現在、統一教会に対して否定的な見方をしていることは、簡単には変わらない。


もし私が、地上天国を目指すという看板を掲げる団体の幹部であったとしたら、少なくとも拉致監禁反対をブログ村の中心で叫ぶのではなく、次のようにしようとするだろう。


まずは、信者の皆さんに対して、統一教会が社会から後ろ指を指されるようなことがあり、そのために、UCの信者であることを誇らしく語ることが出来なくなっていることをわびる。

そして社会から受け入れられるようにするための取り組みを全組織一丸となって取り組むことを約束し、そして約束した内容を誠実に実行すること。


特に献金の問題は、何のためにいくら必要で、そして実際に集められた金額がいくらで、実際に何にどう使い、その結果、何が達成されたのかを全て、包み隠さず全ての人に公開すること。

伝道についても、常に伝道のやり方を公開し、教会に来るときには親の承諾書付きでなければ、2デイズにすら参加させないようにする。


細かく書けば色々あるけども、最低限、これらのことはやろうとするでしょうね。


正午定着の時代で、これからは影が無いとか言ってたんでしょう?


もっとも、本気で上で書いたようなことを実践しようとしても、韓国人の幹部が許しちゃくれないでしょうけどね。


韓国人の横槍はさておき、こんなことをしていたら拉致監禁がなくなるまでに統一教会がなくなるとか、献金ができなくて摂理が進まないとか、誰も伝道できなくなるとか、阿呆みたいな言い訳をする人がいるが、それで滅びるなら、滅びるべき団体だったのだ。

本物の真理であり、本当に神様が統一教会とともにいらっしゃると言うなら、なくならない。

結局、地下運動みたいにせざるをえないのは、信者自身が統一原理は真理だとは思っていないこと、嘘をつかないと伝道できないこと、カネの使い道を公開すれば、献金がなくなると思っていることが理由なんだろう。


そういう後ろめたい部分があるから、拉致監禁された人に対して冷淡な態度になるのだと思いますよ。

さっきの記事でも書いたけど、本気で信じていないんですよ。


本当に心底、統一原理が真理の教えであると信じ、世の中に対してもなんら恥ずべきことがないと本気で信じているなら、こそこそと人をだましてカネを集める必要なんかない。





「地上天国の建設には、22兆円(ちなみにこれはベーリング海峡トンネルの建設費用としてUCが試算していたものだ)が必要です。これを世界中から集めて、建設資金にいくら、運営と維持管理にいくらかかる。しかし、その結果、ベーリング海峡にトンネルを作れば、なんとアフリカの奥地であっても争いがなくなり、地上天国が実現するんですよ!だから、このベーリング海峡トンネル建設に賛同し、地上天国建設資金と思って献金してください」

と世界中に訴えているだろう。

だって、それで地球から争いがなくなるんだと本気で信じているなら、一日でも早くそれを実現するために奔走するべきだ。


しかし、実際、あんなベーリング海峡にトンネルを通したって世界に平和が訪れるなんて誰も心底では思っていないから、あの時だけ、猫も杓子もベーリング海峡トンネルとか言ってたけど、もう今では誰も言っていない。

本気でベーリング海峡トンネルができたら世界が平和になるとは信じていなかった証拠だろう。

あの時、ベーリング海峡トンネルをネタに献金させた教会長、献金をしてもらった食口達はどう思っているのか、聞いてみたいものだが。



また、親が反対牧師につながっていそうな雰囲気がある場合、本当に信者のことを考える教会長なら、子どもと一緒に親を訪問して、自分達が何をしているのか、切実にしかし丁寧に、きちんと説明して親を説得しようとするだろうよ。

ところが日本の信者をだましてカネを出させて、結局22兆円なんか集まらず、ベーリング海峡トンネル構想も頓挫する。

誰も本気でベーリング海峡なんかにトンネルを掘れば世界が平和になるなんて思っちゃいない。

だから自分のところの信者が親から反対されたり、ツッコミを入れられたら嫌だから、親の元に子どもと一緒に行くことができない。




そして、拉致監禁から戻ってきた信者がいたら、涙を流して帰還を喜べるかといえば、これまた反対牧師に何か吹き込まれて、質問されたら答えられないと不安だから遠ざける。



米本さんが一生懸命に尻を叩いたって、そんなもの変わりっこない。

だって、根本的なところでおかしいと思っているのを信仰と言う名前で自分をごまかしてやっているだけだから。


そうじゃないというなら、自分達の行いを通じて証明する必要がある。統一教会とその信者達が自らの行いを通じてです。下手や言い訳や、拉致監禁は人権侵害などと、自分達のやっていることを糊塗しながら一生懸命にやっている振りをするのではなく。



そしてそれができないということはすなわち、統一教会の信者の皆さんの信仰というのは口先だけで、本当に信じている人なんて誰もいない事の裏づけになってしまっている。


悲しいけど、これが現実ですね。



熱い信仰の火が燃えているという人は、どうぞその信仰を行いを通じて明かしてくださいませな。



期待しております。(棒読みだけど)