「統一教会にて」さんの記事に「伝道は制度設計で」というのがあった。
なんちゅーかさ。
み言に基づいた社会制度で平和な家庭を実現し、それを社会に、世界に広げていけば地上天国が実現するというコンセプトは、分からないわけじゃないよ。
でも、そんなみ言に基づいた家庭だってできていないし、社会の制度設計っていったって、そもそも統一教会という、自分達の団体の中をどのように動かすのかという制度設計すら出来ていない。
いや。厳密に言えば、統一教会にも制度は設計されていますよ。
お金は日本人の贖罪意識をあおりまくって献金させて、それを湯水のように使うというシステムは完全に構築されています。
ただ、それで不当利益を獲得している一部の韓国人幹部以外に幸せになっている人は誰もいないっていうことが問題だけども。
こんな奴らが設計した制度で、誰が幸せになるというのか、ちょっと教えてもらいたい。
特に「統一教会にて」さんには、ぜひとも。
あと、その制度を設計する根拠となる「お父様のみ言」とかにも、日本人の妻は殴られても笑って暮らせ見たいな事が書いてあったりするでしょ。
そんなみ言を根拠に制度を設計したらどういう事になるのか、まともな理解力があれば誰でもわかると思うけれども。
「いや、それは蕩減条件がある時代の話で」とかなんとか変な理屈やらいいわけなんか通用するわけが無い。
「その特定の場所にいた人たちに語られたみ言なのです」とかいういいわけも無意味。
そういうつぎはぎだらけのみ言とやらをあちこちから集めてきて、自分の都合のいいように好き勝手な理屈を作るのがみんな好きなんだし、ＤＶを常習的にする人は、このみ言を根拠に、自分の暴力を正当化する制度を勝手に考案することでしょう。
制度設計が重要というのは、その部分だけを持ってきたら同意できる。
しかし、根本的なところで大きな問題を含む「み言」とやらを土台として作る制度が人類を幸せにするとは、到底思えないです。
「それでもお父様のみ言は神様のみ言」といいたい人は、それを証明すること。
つまり、君らＵＣの人たちが作った制度で、次から次へと幸せな個人や家庭や団体を作り出してみてください。
それができるんならとっくにやっているのです。
今まで何十年もやってきて、とうとう誰もいなくなった。二世もいなくなった、という状況で、どんな制度を作れば誰が幸せになるのか。
さて。証明できるのなら、見せてもらいましょうか。統一教会のつくる制度の性能とやらを。
