KIB: kurogane in black

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ままごと摂理の終焉

中国の対日戦勝記念日に、韓国の朴槿恵大統領が参加し、閲兵式では韓国の朴槿恵大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領と並んでいる姿が映された。

せめて一昔、いやもしこれが5年前だったら、統一教会内部は大騒ぎだったのではないか?

5年前ならご存命だった文鮮明氏は、これは天の側のアダムが中国に堕落させられた事と言って、返す刀でこの責任は日本の失敗のせいということになり、とんでもない献金を命令されていたことだろう。

そういう意味では、統一教会も平和な時代になって良かったね、というべきなのだろうが、教祖が逝去あそばされてしまった途端、誰もそんなことは言わない。気にする人もいない。


「今ではお父様は勝利されたので、仮に今回のようなことがあっても、天の摂理としては何の問題もない」とうそぶく人も多いだろうけれども。

それは、元信者だった私からしても、やっぱり統一教会の言っていることは終始一貫性がないし、原理だの最後の真理だの、単にスローガン以上のなにものでもない。

そんな人たちが、「これからはお母様を中心に伝道です」とか、「三男を中心にボランティア活動の拡大で」とか、「七男を中心にサンクチュアリ教会を発展させて」とか言われも、しらける。


今まで神様の摂理がとか、天が期待するとか、壮大な形容詞を付けてもっともらしく主張していた内容が、ままごとでしかなかったわけだ。


これから、統一教会本体であろうがサンクチュアリ教会だろうが、三男坊のところだろうが神様の名前で摂理や、全人類のためのなんとかとか言い出したら、うそつきもいいところ。

いや。それは「これから」に限らないのか。

今までがすでにそうであったのだから、今更「これから」とか言っても意味ないのね。




それにしても、9月3日って、「お父様」とやらの聖和式だったんじゃないのかね?

よりにもよって、そんな日に韓国、中国、ロシアのトップが日本への戦勝を記念する閲兵式に参加だからねぇ。

これだけインパクトがある事件なのに、数百人もあつまる統一ブログ村で、これは大変なことになった、と言っている人はほとんど誰もいないんだよ?
「統一原理ってなんだろう?」一人ぐらいかな?
あとはざっとタイトルを見ただけで、中身までいちいちチェックしてないけど、あまりののどかさに、驚く。


いかに、今まで摂理だのなんだのっていう壮大な話が法螺でしかないかをみんな知っているっていうことなんじゃないのかな?


統一教会に真理があるとか、神は統一教会と共にあると主張する信者は、自らの活動がままごとではないことをを証明してください。

なに、神が統一教会と共にあることを示してくれたらそれでいいんですよ。
口先だけの言葉でなく、自らの行いと、神が働いたと言わざるを得ない証をもって。

それができないのなら、統一教会はみんなで必死に借金してままごと遊びをしていると認めるべきだ。


そして、今この瞬間に統一教会をやめようかどうしようか迷っている人には、ぜひとも一歩、前に踏み出す決断を下すことをお勧めしたい。

私はこの偉大な宇宙を創造された神は存在していると思います。しかし、その神は統一教会の枠の中には絶対入っていないし、統一教会の方向とずれたからってサタンに入られたりしないよ。

しょせん統一教会でいう神だのサタンだのは、ままごと遊びでしかなかったんですよ。