楽天ブログが閉鎖されてしまいました。削除されてもバックアップはとってるので、復元はできます。
以下、元記事は楽天ブログに２００５年７月１７日に公開したものをそのまま復元した文章です。
参考：元URL（現在は表示されません。）
http://plaza.rakuten.co.jp/kuroganeyashiki/diary/200507170000/
＜以下、元記事の復元内容です。＞
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私の日記では、統一教会の信者による活動について取り上げているけれども、殊更選んでこういうケースを取り上げているわけではない。
それこそ、あちらから自分でその酷い実体を晒して歩いている、というのが正直な感想です。
そして、そのような彼らの活動を取り上げることが、私たちがかつて経験してきた、宗教らしさを全く感じない指導と、絶対的愛だの真の愛を語りつつ、ちっとも愛を感じないやり方を、そっくりそのまま体現してくれている方々であるからであり、実際に、そのような極端な例がホゴン君１人だけならまだしも、ホワイストーリーの管理人やら、元栗というハンドルネームをもった人やら、探偵ストーリーを述べては、意味不明の応答を迫る探偵ストーリー君やら、これだけぞろぞろと続出してきていることを見れば、統一教会に残るということがどういうことなのかを如実に体験できるからに他ならない。
で、我らが戦友、MAX氏が、馬鹿なオームみたいと書かれたというので、何のことだろうと思って、その掲示板に行ってみた。
ほう。なるほどね。
MAX氏は、その探偵ストーリー君が主張する内容に、逐一、証拠は何ですか？とその裏付けを求めてるわけでした。
それへの返答が、「証拠証拠証拠って、馬鹿なオウムみたいに・・・」と、これまた素晴らしい一刀両断でしたね。
＜統一教会定義による統一原理とは＞
統一教会のホームページやら、資料などをみると分かるけれども、彼らの教義である統一原理の「売り物」の一つが、これまで歴史を通じて、バラバラに発展してきた宗教と科学を統一された一つの課題として解決しうる新たな真理が必要であり、それがまさに統一教会の教義である「統一原理」であるということです。
そして、誇らしげに語って曰く「宗教も科学的なものでなければ、正しく知ることができない」とかなんとかご託をならべているわけです。
つまり統一原理は、科学的に誰もが確認しうる真理だと、ま、こういってるわけですね。
言うまでも無いことですが、科学的と言うからには、あらゆる主観を排除して、誰がやっても、その条件で行うならば同じ結論に到達しうることが必要です。
たとえば、アインシュタインが見つけだした有名な公式、E=mc*c だって、これを支える理論と、そして実験によって確認されているために、誰もが原子力を利用しうる。
それこそ北朝鮮のような野蛮国家ですら、ちょっと資金を突っ込めば作れてしまうわけです。
彼らが、自らの教義を科学的、と言ってしまったからには、本来、統一教会の信者でなくても、同じ条件のもとで同じ行動をすれば同じ結論に到達しなければなりません。
それには、彼らの主張を裏付ける証拠が、誰でも確認できる物でなければならず、それが確認できるから、前提条件を変えればどのような結末を招来しうるのかが検討可能となり、その科学的理論の応用が可能になります。
だから、探偵ストーリー君であろうと誰であろうと、統一教会の主張を繰り広げる人間は、その教義の故に、科学的に誰もが確認しうる証拠を提示しなければならない。
先日批判したベーリング海峡架橋プロジェクトなど、その最たる物です。
実際に、膨大な金額の資金を投入して、せいぜい熊しか通らないところに橋をかけるからには、そこが分断されているが為にどれだけ、東西南北の交流が阻害され、誤解を生み、新たな紛争の火種になっているのかを、証拠に基づいて立証した上で、それらの紛争解決の手段として橋を架けることが、他のどの手段よりも効果的であることを、誰もが納得できるように証明しなければなりません。
ところが、経済的にもその効果もほとんどあり得ないし、そもそも、ベーリング海峡を通じてサタンが東西南北を分断してきたって、何を根拠に言ってますの？
つまり、MAXさんが、探偵ストーリー君の主張に対して、いちいち証拠の提示を求めたのは、当たり前のことです。
そんなMAXさんを批判するのなら、まず先に科学的なとか、宗教と科学を統一した一つの課題として解決などと、大仰な看板を掲げている統一原理そのものを批判しなければなりません。
つまり、統一教会は宗教なので、科学では解明できない部分があるのだ。それが信仰だ。
とね。
それをあろうことか、ここでも当たり前の質問をしたMAXさんに対して「馬鹿なオウムのように・・・・」
人は皆、自らが裁いたその裁きで裁かれるであろうとは、イエス様の言葉ですが、まさに探偵ストーリー君にこそこの聖句は相応しい。
彼こそ「馬鹿なオウムのように」、非科学的な似非理論を、科学的な物であるかのように主張している。
＜文系の理論であっても、科学なら辿れるもの＞
ホワイストーリーもそうだけれども、２１世紀の新たな教育理論と言いながら、その理論を書いた人間は、存在が怪しかったり、NPOもまともな活動をしてなさそうだ、ということも、全て、非科学的な活動なのです。
書いた人は誰で、どんな背景の中で活動してきた人が、どんなきっかけでその教育理論を発見し、どのような実践活動を通じてその効果を確かめてきたのか、それがどんな分野では効果的で、あるいは効果的でないのか、そう言うことが他の教育理論なら、たいてい明確に分かることです。
モンテッソーリ、シュタイナー、公文式、鈴木メソッドその他諸々
科学的というのはそういうことであって、それらを明らかにしない「科学的」真理など、似非真理でしかない。
くどいようですが、改めて強調しておきたいと思います。
証拠を求められて証拠を提示できないなど、論外なのです。
それができないのなら「科学的」の看板を外すべきであり、それでこそ、韓国土着シャーマニズム的思想でキリスト教を解釈した統一原理の実相に相応しい。
あ、言っておきますが、統一原理が「韓国土着シャーマニズム的思想でキリスト教を解釈した」ものであることを、科学的に立証せよと言われてもそんなこと、私やりませんから。
この探偵ストーリー君、やはりMAXさんに逆切れして、そんなに言うならお前の主張にも証拠を見せろとか言ってます。
＜立証責任はどちらにあるのか？＞
「宗教と科学を統一した一つの課題として解決した真理である」と主張しているのは統一教会であって、それを立証する責任は統一教会にあります。
私たちはそれについての疑問を提示するときに、証拠を求めることができますが、それについて証拠を示して回答するべき責任も統一教会にあるのであって、疑問自体の証拠など必要ありません。
私たちは統一教会を相手に裁判をしているのではない。
「あなた達の言ってることはよく分かりませんので、ちゃんとした証拠を提示して、もう少し具体的に説明して下さいね」とお願いしているだけなのですから。
しかし、何度お願いしても証拠の提示もなく、サタン扱いされ、見下され、酷い仕打ちを受けた結果として、「統一教会とは、結局非科学的な、文鮮明教に過ぎず、韓国から生まれた宗教なのですね」、と判断を下しただけであって、それを統一教会のメンバーに納得してもらうための証拠など提示する必要などないのは当たり前のことです。
そうでないというのなら、その証拠を示して欲しい物です。
科学的にね。
立証のない科学など、クリープをいれないコーヒーどころか、コーヒーの入っていないコーヒーなのですから・・・
