楽天ブログが閉鎖されてしまいました。削除されてもバックアップはとってあるので、復元はできます。
以下、元記事は楽天ブログに2005年7月10日に公開したものをそのまま復元した文章です。
参考:元URL(現在は表示されません。)
http://plaza.rakuten.co.jp/kuroganeyashiki/diary/200507100001/
<以下、元記事の復元内容です。>
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akiさんところで、統一教会は全人類を救おうとしているというakiさんの書き込みに対して、「信者ではなくても救われるのか?」という疑問が提示されていた。
これは非常に重要な問題をはらんでいるので、別途考えてみたい。
<本来、統一教会でいう救いとは?>
統一教会では、神様が作った本来の世界は、アダムとエバが堕落することで堕落世界となってしまった。神様は創造主として、この堕落世界を復帰する(元の世界に戻す)責任を負って、今まで数多くの義人、聖人、聖徒らを使わし、この世を救う為の摂理を展開してこられた。
その最終段階に神様が送られたのが再臨主文鮮明であり、この文鮮明を真のアダムとして接ぎ木されることで、野生のオリーブは真のオリーブになる。それが救いであって、その手段があの有名な合同結婚式である。
という流れになっていた。
だから、本来ならば、統一教会でいう救いに与るためには、
1)統一教会の内容を全て受け入れ、メシアに従って行動することで真のアダムに似なければならず
2)合同結婚式において、神様の代理人である文鮮明、または彼から指名された協会長が推薦する
相手と結婚しなければならず
3)その夫婦で産まれた子供も同じく、その合同結婚式でのみ結婚し、また生涯、不倫など夫婦以外の
性関係を結んではならない。
4)既に結婚してしまっている人も、その合同結婚式に参加することで同じ恵みに与ることができる
5)その上で、文鮮明のいう事を100%達成して初めて地上天国が実現する。
という話でした。
だから、この理屈に寄れば信者でなければ救いに与ることはできず、地上天国実現・万民救済=全人類が統一協会員になること、を意味していたはずです。
ところが、いつ頃だったか詳しく覚えていませんが、文の爺様、何をトチ狂ったのか、その合同結婚式を4億組行うとか言いだし始めました。
そこで、既存の伝道方法ではとうてい行うことができず、教会のメンバー達は何をしたかというと、「純血キャンディー」なるものを作って、これを食べ、生涯純血を守ることを誓った人間は、祝福を受けたことになってしまったわけです。
<救いなどどうでもよい統一教会>
このキャンディーを舐め、生涯純血を守れば「合同結婚式」に参加したことになるというのは実は大変なことで、上で述べたような「救い」の定義などどうでもよい事を統一教会自らが認めたことを意味します。
なぜなら、統一教会の教義では「淫行」こそ堕落の根本原因で最大の罪と定めており、当然の如く厳しく戒めていますが、それにも関わらず、この過ちを犯してしまうメンバーは、少ないながら(というものも、実はけっこう)いたらしい。
そして韓国の協会長に至っては、何を勘違いしているのか、日本に来て日本のメンバーをレイプするという事件だって起きている。
本国においては闇に葬られたケースなど数知れないだろうと思う。
統一教会に、身も心も捧げさせたような状況にあってすらそんなメンバーの出現をくい止められない。
まして、キャンディーを舐めて「あなたは生涯、純血を誓いますか?」と言われて、ホントにそれを守れる人はいったいどれぐらいになるのだろう?
そして、統一教会では、淫行が堕落の原因と知って統一教会で合同結婚式に参加しながら、再度淫行の罪を犯した者は、サタンからもサタン視されると、無茶苦茶に脅されていたのです。
ということはその言葉が文字通りだとすると、そのキャンディーを舐めて生涯純血を近いながら、それを守れなかった者は、本来サタンより悪いサタンとなるはずで、しかもその子供達に救いはないとまで言われたことがある。
そんな危険物をばらまいて、いったいどうするのですかね?
そんなサタン以下の存在となった人間と結婚した人はどうなるのですか?
その子供は?
もうこの辺まで来ると、かつてメンバーであった人ですら付いていけない。ましてや統一教会の事を知らない人にキチンと理解してもらえるように書けるのだろうか?
<結局、統一教会では救いなど無い>
そんな無責任なことをやっておいて、私たちには勝利したメシアがいるなどとは笑止千万。
そして、オンラインでのシックを見る限り、人格的にも完成しているとはとうてい思えないし、この人があと100年後には人格完成するだろうなと思える可能性すらない。
統一教会の信仰を持って、人格が磨かれることもなく、自ら主張する救いの道すら、紊乱の限りを尽くす統一教会・・・・
果たして、これでは信者すら救っているのかどうかすら疑わしいと言う結論しか無いのではないかと思います。
いわんや信者以外をや・・・
そんなものを信じることに意味はあるでしょうか?
そして彼らの言う主張に耳を傾ける必要はあるでしょうか?