KIB: kurogane in black

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この人たちは何が言いたいのだろうか?

統一教会=世界平和家庭連合のブログ村cocoaさんという方がいる。

今まであんまり印象なかったんだけど、改めて読んでみて、印象がないというよりあれだ。言ってることがまったく分からない。この人は何を伝えたくて投稿しているのだろうか?

たとえばこちらの記事は、明らかに人に読んでもらいたくて書いた記事と思われる。

「このように大きな罪になるとは知りませんでした」

なぜならば、記事の終りは次のよう締めくくられているからだ。


<上記リンクの記事より引用開始>
特に日本食口の責任が重いことを感じます。日本の幹部は逃げ道がありません。一刻も早く悔い改めることが必要です。FPA創立を目前に控え、もう一度書いておきたくなりました。

そして、玄関前に 「家庭連合」 のスティッカーを貼っている家庭は剥がし取ることをお勧めします。
<上記リンクの引用終了>

普通に読めば「悔い改めることが必要です。」「剥がし取ることをお勧めします。」は、他人が読んでくれてそうすることを期待して書いているものと理解されるからだ。

しかしながら、この文章にいたるまでの文章はひどい。


いや、自分だってまともな文章がかけている、なんて自信があるわけではないですが、正直言って、これはひどい部類に入るのではないか?

そんなことないかな。ブログ村のほかの記事を読んでも同じかも。

何がひどいって、これはcocoaさんが引用している、tomutomud9さんの文章からまずひどいんだけれども

霊界であった洗礼ヨハネが、間違ってもこんなことを言うのだろうか?

<記事中より引用>
私は自分がもてなされることだけ願って、イエス様の生涯には、見向きもしませんでした。
<記事引用終了>


本当か?

これ、本当なの?

これが本当なら、聖書に対する根本的なチャレンジになるのじゃないのか?

洗礼ヨハネの説明はウィキペディアでもこんな風に書かれている。

ウィキペディアより引用開始>
「らくだの皮衣を着、腰に革の帯をしめ、いなごと野蜜を食べ物」とする人物であった。ヨルダン川の河畔の「荒野」で「神の国」が近づいたことを人びとに伝え、人びとに「悔い改め」を迫って、罪のゆるしに至る洗礼を授けていた。西暦28年ころにはナザレのイエスにも洗礼を授けた。イエスはこののち、ヨハネによって創始された荒野での洗礼活動に入っている。なお、ヨハネが求めた「悔い改め」とは道徳的な改心ではなく、むしろ、従来の当時のユダヤにおける人間の生活上の価値基準を180度転換すること、文字通りの「回心」であった。ヨハネは、ファリサイ派など当時のユダヤの主流派が、過去において律法を守って倫理的な生活を送ってきたことを誇り、それを基準として律法を守らない人びと、あるいは、貧困などによって守りたくても守ることのできない人びとを差別し、穢らわしいものとして蔑む心のありようを「罪」と考えたのである。
ウィキペディア引用終了>

こんな人が、「自分がもてなされることだけ願って」というのか?

エス様の生涯には見向きもしませんでした?

エス様の洗礼受けたのに?


洗礼を受けた後、イエス様の方が人気が出たから妬んで袂を分かったというのならまだ分かるけども、「イエス様の生涯には見向きもしなかった」?

なんか聖書で書かれていることと合わなさ過ぎて、眉が唾でベトベトなんですが。




まさか真のご父母様のまえに悔い改めたからこそのせりふだとか言っちゃったりする?

それならそれでも良いけど、これが間違いなく洗礼ヨハネのせりふであることを聖書学的に立証していく必要ないのでしょうか?

普段そんなこと考えたことないし、自分たちもまともに聖典になんか向き合ってないからどうでもよいのか?


そのほかの霊界で会った人たちの引用文も適当すぎて、かつまたいかにも「食口の作文」過ぎて、洗礼ヨハネの引用への疑問はここで打ち切る。



それでも最期をなんか太字にして

<引用開始>
「人間的な目でイエス様に対して考えたことが、このように大きな罪になるとは知りませんでした。」
<引用終了>


とか書いているが、いかにも過ぎて顎が外れそうになる。
そしてこの文章を受けて書き始めたと思われる文章がこんな感じなのだけれども。

 
<引用開始>
お母様やご子女様の誤った考え方や行動に対しては、顕進会長が責任を取ると言われています。
<引用終了>



・・・

前の文章と何の関係あんのこれ?


洗礼ヨハネが、自分の罪は大きかったと言ってたのと同じように、みんなも大きな罪を犯していますよ、といいたいのかな?


百歩譲って、この部分は目をつぶったとして、この文章そのものの意味もまったく分からない。


その会長とやらが責任を取るって、何に対しての責任をどういう形で取って、それでどうなるの?


これは顕進会長だけに限らず、過去の真のご父母様のときにも、さんざん「すべての責任は真のご父母様が背負われるとおっしゃっておられます」とか何度も聞かされたけども、具体的に真のご父母様が何の責任をどのように負って、それでどうなったんだっけ?

誰か説明できる現役信者がいたら教えてほしい。


真のご父母様、あるいは顕進会長が責任を負ってくださるが、それが果たされるかどうかは信者の5%、すなわち信者からすれば100%の責任を果たすことが重要だ!みたいな話になったりするんだが、それでは真のご父母様やら顕進会長が責任を負っていることにはならないだろうよ。



この先の文章は輪をかけてひどい。

<引用開始>
問題は、祝福家庭や元老食口、そして全ての食口の行く道がないことです。そこには元食口と自称する人たちも含まれます。
<引用終了>


何の問題が問題なの?

祝福家庭や元老食口、そしてすべての食口の行く道がない?元食口と自称する人たちも含まれる?

元食口と自称しなければ含まれないのか?とかいうボケはさておき、これ、何が言いたいのか分かる人がいたら翻訳してくれ。


私は自称も何も元食口であって、かつては似たようなボキャブラリーで会話してたはずだから、たいていの食口の言いたいことは理解できるつもりだったが、これはマジで分からん。

お母様やら子女様の間違いは顕進会長が責任を負うから良いとして、祝福家庭も元老食口もすべての食口も行く道がないのが問題って書いているけど、そしたらすべての人にはもう行く道がないじゃん。


もう救いがないですよ、といいたいのか?それで悔い改めろとか後で出てくるけど、問題は道がないことだったら悔い改めても意味がないんじゃないの?「すべての食口の行く道がない」と書いちゃってるんだよ?



それは後の文章から、「悔い改めて顕進会長に従った人だけは救われる」という事を言いたかったけど、ちょっと筆が足りてなかったのかな?


何その旧約時代と同じような救済観は?


いまどきそれ?



そしてダメ押し。


<引用開始>
最も罪が重いのは、お母様や亨進様の側近として、自分の得だけを考え、統一家を混乱に巻き込み、お父様を早々と霊界に送ることを企てた人たちです。そして、顕進会長を人格蹂躙・人格殺人して来た人たちです。この人たちは地上で悔い改めることが出来なければ、地獄に行くしかありません。洗礼ヨハネの比どころではありません。特に日本食口の責任が重いことを感じます。日本の幹部は逃げ道がありません。一刻も早く悔い改めることが必要です。FPA創立を目前に控え、もう一度書いておきたくなりました。
<引用終了>



何これ?



悔い改めよ!

自分の観点に立って判断する人間的な見方をとる事は、洗礼ヨハネが「大きな罪」と言っていたように、今でも大きな罪だから早く悔い改めろ!

ってこと?


何で?

なぜ、そう言えるのか?何を根拠に?

ということも意味分からないけども、いまどきこんな悔い改めなければ地獄、悔い改めれば天国みたいな事を言ってるのか?


万民救済を一応は掲げていたかつての統一教会よりもはるかに後退しているじゃないか。




そして最期がこれ。

<引用開始>
そして、玄関前に 「家庭連合」 のスティッカーを貼っている家庭は剥がし取ることをお勧めします。
<引用終了>



・・・・

なんで?

はってあったら何がまずいの?


いや、私はもうすでに信者でもなんでもないから、当然「家庭連合」のスティッカーなんか貼っちゃいないよ。

でも、なんで剥がしたほうが良いのか、そこにはなんか理由があるから剥がせと言っているのではないの?

それは何?


まさか、モーセの時代の過ぎ越しの祭りの起源となったできごとの逆で、家庭連合のスティッカーをはってない家には

主はその入口を過ぎ越し、滅ぼす者が、あなたがたの家にはいって、撃つのを許されないであろう。
出エジプト記12章23節)


だから?




もうね、ご覧の通りで最初から最期まで理解できる文章が何もない。



いや、きっとcocoaさんは元信者に向けては書いてないと思うんですよ。だから元信者が読んで分からなくても、彼女は困らないのでしょう。きっと。


でも私がこれだけ分からない文章、現役信者が読んでも意味、分からないと思うんですけどね。



こんな意味のない文章を書いて、神様のお仕事をしたつもりになれるのであれば、cocoaさんの心の平和には寄与しているのだろうと思います。

ただ、社会に対して、その社会が家庭連合の人達だけのものであったとしても、全く意味はないと思いますけどもね。

改めて、何がいいたいのでしょうかね?この文章は?