KIB: kurogane in black

Yahoo!ブログ閉鎖に伴い移動しました。

水と油は混ざらない (元記事の投稿日:2005年7月10日)

楽天ブログが閉鎖されてしまいました。削除されてもバックアップはとってあるので、復元はできます。

以下、元記事は楽天ブログに2005年7月10日に公開したものをそのまま復元した文章です。
参考:元URL(現在は表示されません。)
http://plaza.rakuten.co.jp/kuroganeyashiki/diary/200507100000/

<以下、元記事の復元内容です。>

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もうやめた後の話だから、詳しくは知らなかったのだけれど、またまたakiさんところで拾ったネタ。


<水と油をくっつけるのが仕事の統一教会?>

つい先日、ベーリング海峡を連結するとかいう愚かなプロジェクトを批判したばかりだけれど、ほんの数年前は、朝鮮半島の南と北を統一するためには南北アメリカを一つにしなければならないと言っていたようですね。

akiさんの 統一教会の南米摂理の顛末に詳細に転載して書かれていますが、

南米の摂理は、南北統一が、難しくなったらその代わりとして、いつもクローズアップしたり、キャンペーンが起きますが、成功することはないでしょう。

(中略)

今は、南北統一にシフトしています。ハンナラ党の党首となった元朴大統領の娘さんにかなり接近して、色々やる予定でしたが、先日の総選挙で負けてしまったので、これも失敗状況です。特に、ずっと親しかった金元首相が、落選して政界から引退したので、今後、そのパイプもあまり働かなくなるでしょう。
(後略)



要するに、「元々別れている物」を一つにしなければならないというお題目を錦の御旗のように掲げて、それと南北統一を強引につなぎ合わせ、そのために日本のメンバーはお金を出すのが使命ですと、これ一本でやって来ているわけで、近年のこの二つ(南米摂理とベーリング海峡)だけでも失敗な訳ですね。




あ、ベーリング海峡は未来のことだとか突っ込む人間がでるかもしれませんが、既に詳細に検討したように、素人計算でも成り立たないプロジェクトなんですよね、これ。

そんなものを本当に統一教会が始めたら、そりゃ世界は驚くでしょうが、いわゆる「開いた口が塞がらない」という意味での驚きであって、「驚嘆の声を挙げた」という「驚き」では決してない。



その辺の事が分からないのは、惨めですよ。>統一教会の皆様。



「あーあ、また馬鹿なことやって」と言われてるのに、「おお!みんな我々の摂理に、驚きの声を挙げている!サタンに支配されている堕落人間には、こんなことはできまい」とか言ってるわけで、ただの自己満足ですね。

それを自分が正当に稼いだポケットマネーでやるのなら誰も文句は言わないです。そうじゃないでしょ?日本人に借金させてまで作ったお金でそんな馬鹿なことを次々としかけては、どれもこれも成功せずに、すぐに次の「錦の御旗」を掲げて「今回が最後の摂理」を言い続けるから、こりゃアカンわとみんな思ってるわけですよ。


つまり、そんなどうやってもなりたたないプロジェクトなど、やる前から失敗が約束されているので、どんなに統一教会のメンバーが自己認識を欠いた自己満足の世界に浸ろうと、それは失敗したプロジェクトなんです。


ベーリング海峡をつなぐことで、世界平和が訪れる、と本当に思っているのなら、それを立証して下さい。ベーリング海峡をサタンが利用していたのを一つにすることで、サタンが活動できなくなるとかいう阿呆な理屈は理屈ではありません。



1)まず、サタンは統一教会の教祖の屈服したはずだ。今更サタンの活躍を理由にすることは
  つじつまが合わない。


2)強引にサタンが利用できなくなるので、平和が訪れるというのなら、ベーリング海峡
  つながることで、どのように今のこの滅茶苦茶な世の中の一つ一つの事象が止揚されるのか、
  きちんと誰にも分かるように説明して下さい。


3)それをせずに、神様の摂理は神様の心情圏に立たなければ分からない、というのでは、
  統一原理は間違っていた、という事を自ら立証することになります。


  なぜなら、たとえアダムとエバが堕落しなかったとしても、そこで数多くの人類が増えて、
  その人類が満足する事業をするためには、みんなが納得する理由と経済合理性がなければ、
  地上天国自体が倒産してしまうでしょう(爆


  だから、神様の心情を分かろうと、妥当性の検証と合理性の追求は当然なければならない。
  それができないなら、統一原理の作る世界自体が、あくまで文の爺様の妄想の中だけで
  成立する夢物語だと結論を下さざるを得ない。



  私は破産した地上天国になんか住みたくはないのですよ。

  その前に地上天国を作る責任を持っている統一教会のメンバーでオンラインに出てくる人達を
  見てると、そもそも地上天国自体が破綻しているか、なにか定義が間違ってるとしか思えないですけどね。



メシアとは、ヘブライ語で「油注がれた者」を意味し、それは神から選ばれた者をさすのでしたね。

しかしいくら油注がれた者だからと言って、このように元々別れているものや、水と油をくっつけようとしたって、それは無理というものです。

それはメシアの仕事ではなくて、界面活性剤の化学的特性が必要です。どうやら、油注がれた者は、仕事を勘違いしているようです。






<ところでこれだけいくつもの摂理が失敗しているということは?>


前にも言った事の繰り返しですけれど、神様の復帰摂理では、アダム家庭、ノア家庭、アブラハム家庭では、それぞれたった一度きりの摂理に失敗したら、それでサタンに入られておしまいでした。

モーセの時には、なんだかんだと理屈を付けて3次まで延長したのでしたが、それでもたった一度、モーセが岩を二度打ったという理由で、モーセは約束の地、カナンに入ることができませんでした。


そしてイエス

統一原理によれば、イエスは地上天国を作る使命を帯びて地上に来られたけれどもその使命を果たせずに十字架に掛かられたので、しかたなく霊の摂理を始めたということになっていました。

エスが失敗したのは、ユダヤ教の基盤の上に洗礼ヨハネがイエスを証すことができなかったこと、そしてそのかわりに立てた3弟子を立てられなかっただけで、失敗と見なされました。


じゃあ、文の爺様は?

キリスト教も受け入れなかったと言ってるのでしょう?
そして今や、3弟子もダメだったと自分で言ってるらしいではないですか?
状況からみたらイエス様と一緒ですが?

そして、既にいくつもの摂理にも失敗しているようですが?


????

どうして文の爺様は摂理から外されないのですか?サタンに勝利したから?
じゃあ、イエス様はサタンに勝利してないのでしょうか?サタンを退けてますよね?
今の爺様は、霊界でも完全に勝利されたから?それなら未だにベーリング海峡をサタンが利用しているという発言とはどう折り合うのですか?

モーセは120年もの間、神様のために苦労の道のみを行きましたが、たった一度岩を二度叩いた事が咎となって、カナンに入れなかった。

じゃあ、キリスト教も受け入れず、3弟子も立てられず、自分の家庭をキチンと作れず、数々の摂理に失敗していながら、神様が文の爺様を続けて使い続けている理由は何?

それは弟子の失敗というのなら、イエスの時も弟子の失敗だったのですが?

エス様の時は弟子の失敗はイエス様が負われ、文の爺様の時は弟子の失敗は弟子に負わせる理由は何?
しかも文の爺様の子供がキチンと成長するかどうかまでも弟子の責任にして、益々苛斂誅求を求める理由は?




統一教会は謎だらけです。

そして、あちらの理由とこちらの理由が、つじつまが合わない。
そういう部分は、「何か意味があるものとして不信しないように」言われるのです。


どれもこれも、統一原理の内容と、文の爺様の家庭の実体や、これまでやって来たこととあわない。



そろそろ、「統一教会は間違っている」という結論を下して、日本から出ていってもらって然るべきではないんでしょうか・・・・