KIB: kurogane in black

Yahoo!ブログ閉鎖に伴い移動しました。

無茶苦茶な理屈

韓国の大統領特別補佐官が日本の主張に大反論とかいう記事があって目を通してみたが、酷い内容だった。

 

bunshun.jp

まず、しれっとこんなことを書いている。

だから、六五年体制の基本枠組みは維持するが、そこでカバーしていない部分――第一に植民地支配の不法性(中略)に対する賠償をしてくれなければならないということです

 

この一文だけで、もう支離滅裂なんだが。。。

 

1965年体制は維持するが、植民地支配は不法だったと認めてしまったら、それこそ日韓併合のすべてのおこないは不法なものだったとして、ありとあらゆるものを請求してくるだろう。

これだけで済むわけがない。

さらにこんなことを書いている。

 

日本は請求権協定によって韓国に支払った8億ドルよりもはるかに多い金額を韓国から稼いできたことを指摘した。

 

こんな発言をしているが、その日本から買ったものを海外で売りまくって、「漢江の奇跡」を成し遂げ、「世界10位圏」の経済大国に踊りでて来たのではなかったか?

日韓請求権協定がなかったら、この発展はありえたのか?

 

赤字黒字でいうなら、そもそも彼等が言うところの「植民地支配」(日韓併合のことだろうが)では日本は大赤字だったし、日韓請求権協定では半島に残してきた資産はすべて放棄している。それらの勘定は無視するが、その後の儲けが足らないとは、無茶苦茶といわずして何というのだろうか?

 

また、こんな発言もしている。

 

私たちはずっと日本企業を信頼してきた。なのに日本政府がこんな政治的判断をしてしまったので、韓国は本当に怒っているのです

 

これこそ韓国人が大好きな「賊反荷杖」そのもの。

実態を言うなら「韓国は日本企業をずっとだましてきた。日本政府をも恫喝してそんなやり口を見逃すようにしてきたので、とうとう日本が韓国との付き合いを見直し、韓国の嘘に付き合ってくれなくなってしまったので、韓国が残念に思っているのです、というのがせいぜいだろう。

 

文芸春秋側では最後にこうまとめている。

 

外交交渉をするには、まず相手国の内在論理を知らなければならない。

 

文春はわざとやってんのか?っていう感じを受けるほど。

芥川賞作家が韓国の大法院判決を読もうとか言い出していたから、それと連動して本気なのかもしれないけども

www.donga.com

 

判決文は読みましたが、何か?ってやつかな。

 

改めて無茶苦茶ですねと書いておきますか。