そのタイミングがまた、アメリカで日米韓の外交次官協議の前日、かつ「韓日関係修復」を目的に訪日していた韓国の議員さん達が訪日期間中。
ということで、アメリカでの外交次官協議の記者会見は米国単独になり、訪日議員団は冷や飯を食わされている。
とくに外交次官協議の記者会見がアメリカ単独になったことで、日本と韓国の間の領土問題が改めて強く浮きぼりになりましたっと。
そんな訳で韓国の新聞社のワシントン特派員すらこんな風に書かざるを得なくなりました。
韓米日協議の前日に警察庁長の独島訪問が生み出す余波を予想できなかったのだとすれば、無能か純真か安易だったのだと思う。
無能というか、韓国政府の思惑としては、楽韓Webさんが書いている読みの通りだったんでしょ。
記事にもあるように三者での記者会見ができなかったのは、韓国が警察庁長官という地位にある人物を竹島に上陸させたことに対して日本政府が抗議をしたため。
わざわざこのタイミングで上陸させて、日本とアメリカの対応、様子を窺おうとしたのでしょう。
日本がスルーしたなら「抗議することなく韓国の行動を認めた」ことになり、抗議すればアメリカからたしなめられるだろう、という目論見かな。(楽韓Webさんの記事「日米韓次官級会談が行われる→記者会見場に現れたのはアメリカの国務副長官だけ、なぜなら……」より引用。強調は管理人)
中曽根が総理大臣してた時代ならまだしも、あれだけ日本に強硬な態度を取り続け過ぎて、さらにはほんの数年前の国家間の合意はおろか、日韓基本条約までないがしろにして、取り返しがつかなくなった状況でこんなことして、ぼーっと座ってるわけないでしょ。
ほんとにこんな読みしかしてないとすると、日本も舐められたとも言えるんですが、単に北のことしか考えてないからだけでしょうけども。
だって、北京五輪ですら自国の舞台に仕立てようとする国ですよ?
楽韓Webさんは、中国がそんなの許すはずないと書いてますが、そもそも中国が許す許さないにかかわらず、失礼にもほどがある。
普段さんざん、外交欠礼だのなんだの言う割には、他人には気を使わない韓国らしさが存分に発揮されてますよね?
そんな姑息なことしてたらどうなるのか?
それが今回のこの場面で自分で勝手にすっころぶ結果になったとしか。
同情の余地すらないわ。