もはや、「昔々」と言ってよいくらいの過去の話になってしまったけれども、韓国人歌手のBoAが「気持ちはつたわる」という歌を歌っていた。
[HD MV] BoA - 気持はつたわる
その後に出てきた、VALENTI だとかメリクリすると、なんとも不思議な曲だと、改めて思う。
さて。「かならず気持ちはつたわる」などと歌っていたりするけれども、その実、気持ちが伝わるなんていうのは、非常に非常に限られた状況のものでしか成立しないものだと思っている。
現役信者の方(くろねこさん)は、元信者からの言葉を聞いて気持ちが伝わらないことにショックを受け、「泣けてくるなあ」と書いている。
昨日の記事でも書いたが、くろねこさんの場合は、単純に記事の書き方が問題だと思う。彼女が吐露する内容を読む限りは、なんとかしてあげたいという気持ちはあるのだろう。
訳ワカな攻撃をするだけの単細胞食口よりははるかにマシだと思いましたよ。
ただし、それを伝える記事になっていないし、あの内容で「そばに寄り添ってあげたい」という気持ちが伝わればそれは奇跡だ。
自分の気持ちが相手に伝わらないことを嘆いているけれども、そもそも、それではこの人は人の気持ちが何もせずに伝わってくるのだろうか?
「そんなにも可哀相な人たちのことを気にするなら何かしてあげれば」、などと書いていた。それも反対派の人間にだ。
UCの人は、この方だけでなく、他にも簡単にそんな事を言い放つけどさ、もしこれで相手がそういう人助けをしていたらどうするつもりなの?
反対派がUCに反対しているのは、恨みだとか躓いた腹いせだとか、本当にそんなくだらない理由だけでやっているひとだけだと思っているのか?
反対派がどういう気持ちでやっているのかわからないくせに、自分の気持ちが伝わらないことは嘆くのか。
なんて勝手な奴だろうね。
こっちはくだらないままごと遊びに付き合わされて、UCと関わってしまったことは人生の汚点だと思っているわけで、自分のことだけ考えたって泣きたいっての。
さらに、とってもつまらないコップの中の戦争を見せられているのに、そのコップの中から「地上天国」だの「神の愛」だの真の救いだの、到底理解しがたいスローガンをがなり立てる奴がいるんだぞ。
この人は、もし嘆くとするなら、自分の気持ちが伝わらないことではなく、自分の気持ちを伝える能力がないことを嘆くべきだ。
そして、UCがこれほどまでに落ちぶれた組織になり、自分達が真の父母の元に集った兄弟姉妹とよぶメンバーの苦労をすら、ただ放置して眺めている以外に、そして反対派の人間にすら支援しろと叫ばざるを得ないほど、情けない団体に落ちぶれたことを嘆くべきだろう。
これも前のブログから繰り返し書いてきたけど、UC反対派がまず最初に存在してからUCが存在したわけではないのですよ。
UCがこの世に対して、これが真理であり、救世主が現れたといって宣伝したのでしょう?
それが宣伝文句どおりの商品を売ってないといってクレームがついているのに、「反対派がクレームをつけてくる。どうしてなのか」と嘆く理由が分からない。
どうしてこんな簡単なことが理解できないのか、そのことがさっぱり私には理解できない。
そう。きっと私は私自身に嘆くべきなのだろう。彼ら、彼女らにこんな簡単なことを伝える能力がないことに。
ホント。泣きたいのはこっちだっての。