KIB: kurogane in black

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空回り

アクアマリンさんという方があちこちでコメントして歩いているのだけれども、この人のコメントの姿勢からは、cosmosさんと同じものを感じる。

どちらも一生懸命に自分の信じるものの良さを伝えたいという気持ちが、ものすごいエネルギーを生み出していると思うのですよ。

ただし、どちらも相手とのやり取りにおいて、相手が聞いている事や問題と考えていることとはズレた内容を、必死になって伝えようとするものだから、ちぐはぐになってしまう。


たとえば米本さんのところで「霊的体験、たくさんありますよ。。悔しかったら1回行ってみたらどうですか?」と書いている。

米本さんは、アクアマリンさんの体験を読んで悔しいと思うのだろうか?

「悔しかったら清平に一度行ってみろ」と言われていく人って、そもそもどういう人なのか想像できない。



また、清平って「悔しかったら行ってみるところ」なのか?

清平の恩恵を感謝する信者の立場としても、意味不明。

このコメントで何がしたいのか、さっぱり分からない。これはcosmosさんもそういう傾向があると思う。


また、アクアマリンさんは、ミセス・キムの所でも、こんなコメントを残していた。

礼拝の内容が、文鮮明を神格化してみてはいけない、文鮮明にも人間的な面があるという内容で話をしていてこのエピソードが語られたのなら、アクアマリンさんの感想でもおかしくはない。

しかし、ミセス・キムの問いは、本文中にも書かれているが、52年間もメシア(と信じる方)に仕えてきた人がたくさんの思い出の中であえて語る内容がこんな話なのか、というのが問いな訳でしょう?




先日、ちょうど似たような体験談をわれわれは聞く機会がありました。

巨人で10年、メジャーリーグで10年活躍して引退した松井秀喜選手が引退会見で語った、「最も思い出に残るシーン」での長嶋元監督の指導による素振りの事だ。


http://topics.jp.msn.com/entertainment/tv/article.aspx?articleid=1593112

松井選手は、今までのプロ野球でのあんなシーンやこんなシーンも振り返ってみれば、最初に長嶋監督と一緒にやった素振りがあればこそ、という思いがあって、これが最も思い出に残ると答えたのだろう。

この話を聞いてから松井選手のシーンを見れば、その活躍の裏に秘められた、長嶋さんの厳しい愛情と、それに応えようと必死になる松井選手を思い浮かべることができ、われわれ凡人でも参考になる点がたくさん発見できるに違いない。

野球つながりの話で言うなら、王貞治さんと荒川コーチ一本足打法完成秘話にも通じるものがある。




一方、宋総会長とやらのこの釣りのエピソードから、宋総会長を見るたび、何を思い浮かべるのか?

何を学ぶのか?

何を感じるのか?



文鮮明氏も普通の親父のように怒りっぽい、人間味のある人だな」という事か?


いやー。意味不明だ。


私は、このエピソードを見ると、宋総会長は説教者としてもだいぶ問題がありそうだと思いますけどね。




アクアマリンさんが、お父様のことや宋総会長をお守りしよう、なんとか弁護して差し上げよう、証しして差し上げようという気持ちがあるから、わざわざこんな場所にまで顔を出してコメントしていることは理解した。


しかし思いが募るあまり、問題となっていることを無視して頓珍漢な答えを書き込んでいるのはとても痛い。


また、そういう所がcosmosさんとも相通じる内容でもある。



二人のためにも、たとえ思いがあっても、それが相手に伝わらず、空回りするのは残念ですねと申し上げておきましょうか。



まあ、この私の思いも空回りになりそうですが。



順子/長渕剛