KIB: kurogane in black

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不正を防ぐことなどできない統一教会と言うシステム

yosia621さんのブログでこんな記事が書かれている。


「正直者がバカをみる組織」・・・不正は佐賀教区だけではなかった。


言っちゃ悪いけど、認識が甘すぎて反吐が出ますな。

そもそも、「不正が佐賀教区だけではない」どころか、不正がない教会が(ほとんど)ないというのが正しいのであって、何を今更驚いているのかと。



「公金横領を罪と定めて、神のみ旨を成し遂げなければならない私達がこんなことで良いのでしょうか」みたいな意味不明な事をいう人がたまに居るけどもね。


統一教会という組織も一つのシステムであって、システムを有機的かつトラブルなく機能させようとすれば、それなりの仕組みがいる。

人間の体も、怪我をすればかさぶたができてやがて再生するから、よほど酷い怪我で無い限りは、健康な肉体を維持できるわけだ。

風を引いたり、病気にかかっても免疫システムが体をまもり、体に害をなす部分を食い止めるから、病から回復することができる。



組織もこれと同じような理屈で、たとえば公金横領が罪と言うなら、公金横領が起きないように、公金横領を犯そうとするとそれを感知して食い止める機能がないと公金横領がなくなるわけが無いでしょ。

公金横領が罪と言っとけばその組織では公金横領がなくなるのなら誰も苦労しないわけでさ。


まともな企業ならお金を触る人と、お金を必要としている人を分けて、公金横領みたいなことが起きないようにしているのですよ。

たとえば購買部のように、ものを仕入れないといけない所=お金を必要としているところは現金には触れない。
経理部門が伝票その他をチェックして、問題が無ければ経理部門がその業者に直接お金を支払う。

一方、経理部門は自分では一円もお金が動かせない(事務用品とかそういうのは除いて)。

こうすることで、お金を必要とする人が直接お金に触って、相手に支払われる途中でどこかのポケットに消えることを防止するのでしょう。


それでも、この仕組みをすり抜けて小銭をくすねる奴もいるけどね。大体、後で発覚して懲戒処分くらったりすることになる。



じゃあ、君らの神が愛してやまない統一教会はどうか?


そもそもお金の管理もまともにはできてないんだから(だって会計報告がないんだからチェック=管理のされようがない)、トップに立った人はお金を抜き放題に抜けるわけでしょう。

それを管理したりチェックしたりする機能も、何もないのだから、どこの教会だってやろうと思えば、お金なんか抜き放題。


経理担当者はきちんとしているとか言う人もいるだろうけど、経理がまとも機能しているなら、じゃあUCの会計報告出してみろって。

信者の献金がどれだけあって、そのうちいくらを韓国に献金しており、いくらが裁判で消え去っており、いくらが運営費用として使われているのか。


それすら出せないのに、きちんと管理も何もないもんだって。



あと、教育部長が「管理者である」みたいな記事を書いていたが、それならUCの献金も善良なる管理者としてきちんと管理すべきであると思いますがそこはスルーですか。そうですか。


いずれにしろ統一教会には「公金横領は罪」というスローガンはあるけども、それを防ぐための手段はない。


こんなんで不正がなかったらおかしいでしょうよ。不正があってこそ統一教会ってなものです。


何を今更驚いているのかというのはそういう意味。



文句あるなら、まずはUCの会計報告を全部出してからにしてもらおうか。



話はそれからだ。