「韓日は一つ」とかいう、最近の日本の雰囲気の中ではなかなかに朝鮮的な、いや間違った挑戦的なタイトルをつけたブログの管理人さんがこんな記事を書いた。
韓日・日韓はもっと親しくなろう。
http://seijokyoukaityou.blog20.fc2.com/blog-entry-408.html
なんというのか、まるで幼稚園児が３時のおやつにグリコのキャラメルでももらえないかと口をあけて待ってるだけのような主張ですね。
統一教会とは無関係な日本人と韓国人の夫婦がこれを書いたのだったなら、まだ、理解はできないことはない。
しかし、統一教会の信者、しかも３万双で受けて、今は日本で統一教会の教会長をしている人が、こんな第三者的な発言してたらダメでしょ。
毎週、聖日に唱えているはずの家庭盟誓では、この人たちは何を誓っているかと言うと、たとえばこんなこと。
一、天一国主人、私たちの家庭は、真の愛を中心として、本郷の地を求め、本然の創造理想である
地上天国と天上天国を創建することをお誓い致します。
「地上天国と天上天国を創造し、建設すること」なんでしょ。
韓国人が統一教会の日本人信者に盛んに命令してきたのは、韓日が一体化するために献金が必要だとかいってたんじゃなかったの？
そういう名目で「お金を集めてきた側」の人たちなんだからさ、
＞何としても韓日が上手く行ってほしいのだ。
とか、こんな評論家的な事を言ってたらダメじゃん。
いままで集めたお金を使って、韓日がうまくいくように「創造し、建設」していくのが君ら統一教会人の仕事であり責任である。
＞「韓国は、文鮮明師のように過去の日本を許」せるように、この統一教会は何をするのか？
この「韓日は一つの管理人」は何をするのか？
＞「日本は、歴史の傷跡を綺麗に治癒」
（これははっきり言って何を言っているのか意味不明だが、それはおいておく）
してもらうために、韓国人としては何をしてほしいのか、日本人信者には何をしてもらいたいのか？
教会の責任者として、この状況を改善するために、どういう責任をもって何をどうするのかを考えるのが「教会長の教会長」たる役目でしょうよ。
統一教会の責任者として、（いつものごとくに）それをやるのは日本人信者の責任であって、自分のやることではないとか言い出しそうだから、付け足しで書いておく。
ご自分でも書いているが「＞両国の間で生まれた子を育てる立場」である父親として、子どもに対して何をしてあげているのか？
特に統一教会には日本にも韓国にも、日本人と韓国人の間に生まれた子どもはたくさんいるわけだ。
そういう子供が人格形成をする成長期において健全に成長できるように、親として、統一教会の責任として何かしているのなら、それを皆に伝えることだって重要な教会長の役目だとおもいますがね。
まさかとは思いますが、それも日本人の奥さんの責任だとでも言いそうなのが困る。
というわけで、まともな責任者らしい事は一言半句も書かれていない。
どこまで読んでも棚ボタ式によくなることを祈るだけの、無責任な責任者が偉そうに文章を垂れ流す「地上天国と天上天国を創建することをお誓い」する人たち。。。
こんな責任者の元、何かよくなることが期待できそうかどうか、地上天国や天上天国が創れそうかどうか、普通に考えるだけでも分かりそうなものですが、統一教会の信仰者とはげにも「苦難の道」を行きたがるのですね。
（念のために言っておきますが、褒め言葉ではないので、勘違いしないでくださいね。）
昨今の両国関係は、まさに別々の道に突き進んでいる。
これを一つにしようとするなら、別々の道に進もうとする両者の関係をよほどの力で結び付けないと無理なわけですよ。
そして、本来ならそれを責任をもって行っているべきはずの統一教会の仮にも責任者（教会長）がこんな無責任な発言しかしないのなら、結果はもう見えているでしょう。
日韓は別々としか言いようがないですね。
