さて。ことしもいよいよ年が暮れていきます。
最近、あちこちで掲載されている有名な文章があります。
>釣船の操船で有名な朝鮮人たちの祖先が造船した商船に率先して乗船し商戦に挑戦
↓
>チョスンのチョスンで有名なチョスン人たちのチョスンがチョスンしたチョスンにチョスンしてチョスンしチョスンにチョスン
現実的にこんな漢字交じりの文章を韓国人は使わない、という空気の読めない指摘はさておいても、この漢字のハングル読みには間違いがあると思うので、その点だけは書いておくことにしよう。
上の日本語の文章を、漢字をそのままハングルにしたとすると、
チョソンのチョソンで有名なチョソン人たちのチョソンがチョソンした「サンソン(Sang-Sun)」に「ソルソン(Sol-Sun)」して「スンソン(Seung-Sun)」し、「サンジョン(Sang-Jun)」に「トジョン(To-Jun)」
(もとのカタカナ表記はチョスンですが、スンスンはいくらなんでも違うなと思い、チョソンの表記に直しました。)
後半部の漢字はすべて「チョスン/チョソン(Jo-Sun)」にはならないと思うのですけどね。
最近ハングルなんか使う機会がないから、別の読み方でもあったのかもしれませんが。
いずれにしても、ツッコミを入れるにしても間違った文章でやると相手に付け入るすきを与えることになるとか、「結局、ハングルをきちんとわかっている奴はいない」とか、変な逆襲ネタを提供することになるので、まじめにコメントしておこうかなと。
ハングルネタはさておいて、今年の一年に思いを巡らせるようになる時節になりました。
ここのブログで投稿するのですから、当然ネタは統一教会。
もともと「統一」なんて言葉遊びに過ぎず、中身は分裂し放題で、どちらを向いて走っているのかすらよくわからなくなっている団体でしたが、今年はますますその迷走度合に拍車がかかった年だったと思います。
年末に起きた統一神学校閉鎖問題なんか、「二世教育に力を入れる」という本部団体とか「お母様」の主張とどう折り合いをつけるのか、まったく見当がつきませんが。
ホゴン君も、そこの卒業生として、何か思うところはないのかなと、変なことが気になってみたりする今日この頃。
UTS併設カレッジの閉鎖をなんとかくい止めようとしておられる二世の子女の方がいらっしゃいました。
あの方が書いているカレッジの教育内容は、アメリカではごく普通に行われているものであって、別にUTSでなければ受けられないという授業ではないと思いますけどね。
そもそも、多民族が融合して暮らさなければならないアメリカでは、全く立ち位置の違う人の意見も尊重する必要がある。
教育の現場では、さまざまな視点、立場の意見を聞き、議論を深めていくというのはUTSの専売特許ではないのです。
どうしてもそういう教育が受けたいのなら、UTSの存続活動を続ける一方で、自分に必要な教育を提供してくれるカレッジなどを探しておくことをバックアッププランとして持っておくべきでしょうね。
思い出の地、自分に素晴らしい教育を提供してくれた母校を存続させたい、という気持ちは十分理解できますし、現在、そこに在籍している立場では必死になることも情緒的には十分に良くわかります。
しかしながら、この人が頑張ってみたところで、しょせん34人しか在籍していない大学の学生の力でできることは限られている。
ましてやメシア夫人が唯一絶対の権力者として命令している状況では、いくら抵抗しても限界があると思います。
さらにダメ押しで言うなら、アメリカの大学を維持するに必要な経費を負担してきた日本の支援が今後はますます先細りする状況においては、単に決断の時期が早くなっただけで、いずれ同じ判断を下されることになったでしょうし。
上で書いたことを、若干言葉を変えて記してみますと、UTSやそこに付属の大学を卒業したことが重要なのではなく、どのような教育を受けてどのような実力をつけ、社会に対してどのように貢献できる人材になるのか、という事が一番、教育を受ける人間として最重要視すべきと考えます。
この方に、このメッセージが伝わるとは思いませんので、彼女のブログにコメントするような野暮はやりませんけれども。
信者で彼女に共感するなら、特にUTS卒業生の皆さんで今でも信者として残っている人はどうするのか?
彼女の思いをどう受け止めるのか?
どうするのでしょう?
正直、彼女の学生としての思いや意思を尊重するなら、彼女の働きかけに協力してあげるべきだと思いますが。
もちろん、たとえばUTSの卒業生である大塚さんが、彼女に賛成して、大学存続運動をすること=韓総裁に反旗を翻すことになるので、絶対にやらないでしょうけれども。
ということぐらいは、信者の皆さんもわかっていることではないのでしょうか?
それなら、いずれUTSの運命は決まっているわけです。
とすれば彼女に無駄に大学存続運動などで若き学びの時を無駄にさせるのではなく、彼女を引っ叩いてでも、別の大学に進むことを強く進めるべきが信仰の先輩として、また同じ大学の卒業生かつこの組織のありようを理解している先輩としての務めだと思いますけどね。
この二世の子女が、昔のキャプテン・ハーロックの主題歌よろしく、
明日のない星(大学)のためであっても、それを守って戦い、命を捨てるという道を進むのは青臭い書生論としてはカッコウは良い。
統一教会の教義的にも賞賛されそうな態度ではあります。
ですが、いずれ無意味だったことを悟る時期がくるのは信者の皆さんだって知っているでしょうに。
本当にUCの信者っていうのは、冷たいと思いますよ。いざとなった時に困っている人に対して。
おや?長くなってしまった。
あと一つか二つ、年末を迎えての雑記として書こうと思っていたこともありますが、とりあえずここで記事をアップしておきます。