KIB: kurogane in black

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欧米では・・・

UCの信者の中に、欧米では信教の自由が保障されており、強制的に宗教を改宗させる行為は厳しく禁じられているのに日本ではそうでないのは問題だ、とか言う人がいますが。

最近の例で言えば、「ダニエルのブログ 日本を神の国にしよう!」とか。


この問題については、前に楽天のブログでも書いたことがあると思うけど、海外の事例を持ってくるなら、日本が同じ状況にあるのかどうかの検討も含めて比較してくれなくちゃ意味がないでしょうよ。


アメリカやヨーロッパではというなら、アメリカやヨーロッパの統一教会では日本と同じような、借金して家まで売って金を作れというほどの献金強制をしているのでしょうかね?

欧米でも日本と同じような、とてつもなく厳しい献金要請やら活動要請が下されるような状況であっても、UCが活動を続けていて、それでも強制改宗は反対しているというなら日本の姿勢は異常だと判断されますけども。

私の知っている範囲では、日本のように異常な強制性をもって献金させられたり、世界中に行くように強制されたり、信仰がない人間に嫁ぐことが善であると教え込まれたりしている国はないと思っていますが。


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こうやって書くと、「あなたは拉致監禁に賛成なのですね」とか言い出す奴がいる。

私は拉致監禁に反対しています。

ここで言いたいのは、環境が違う状況での物事を、前提条件の考慮もなしに日本に持ち込むのが善だと考えるのは間違いだと指摘しているだけです。


拉致監禁には反対だし、なくすべきだと思っているが、日本在住のUCの人たちが「拉致監禁なくせ」と叫ぶ前に、やることがあるでしょうと。

つまり、拉致監禁がなくなることと、日本のUCが自分達の行動を改めることは別問題であって、前者は前者での取り組みが必要であるにせよ、UCの人たちはまずは後者の問題を解決することに取り組むべきなのですよ。

それもせずに、別の問題を持ち出して自分達の行為を正当化しようとするのは間違っています。


そんなに欧米では、というなら、日本のUCの信仰における義務内容も欧米と同じレベルにしてから、「欧米では」という主張を繰り広げるべきですね。

話を聞くのはそれからだ。