KIB: kurogane in black

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自分の主張を支持する人は善、反対する人は悪

昔々のその昔、ビデオセンターでは、ある程度受講が進んだ人や、2デイズが終わった後ぐらいだったと思うけれども、映画「オー!ゴッド」を見せるのは、定番のコースだった。

映画 オー!ゴッド

受講者が神様とか摂理とかに反応する人であれば、「この映画も神様が働かれてできたもので、イエス様のときに、救い主がユダヤ人の願う形でこられなかったのと同じように、キリストが再臨されるときにも、クリスチャンたちが願う形でこられるわけではない、ということを教育するために作られた映画だ」みたいなトークをしていた気がする。

そんな発想が昂じてしまうと、Bon Joviの「Keep the Faith」という歌も、神様が作らせた歌ということになってて、実際にそのように説教する教会長がいたりしたから困った物なんだが。



Bon Jovi; Keep the Faith

そんなことを言い出したら、You Tubeで初めて30億Viewどころか40億Viewを突破した、今年度一番のスペイン語の超絶大ヒット曲「Despacito」なんかは、刹那的で一夜限りの肉体関係を求める男の歌だが、これはサタンが人類をそそのかしていることになるのか?


Luis Fonsi - Despacito ft. Daddy Yankee; 
これ、日本語の字幕もつくようになっているので、グーグルで歌詞を検索をする必要すらないです。


さて。動画を二つもリンクしておいて、実はここまでが枕。

最近、米本さんのところで「反省しない元信」というタイトルでいくつか(これからもシリーズがあるらしい)記事が投稿されている。

反省しない元信-蛇女の自作自演(2)

本当にやめた「元信者」の立場で言わせてもらうと、彼女は元信者に該当するのか?

この記事の前にある「宗教渡り鳥」という観点で、同じ宗教だったはずだが別のグループに移った人も元信者と定義するなら、まあありかとは思わなくはない。しかし、それって、いわゆる本家の立場にたった見方のようで、違和感がぬぐえない。


ま、私の違和感なんか、あんまりどうでも良いんだけれども。

この記事、反省しない元信-蛇女の自作自演(2)のコメントの中で、かつて彼ら/彼女たちが信じていた「ご子女様」を批判するまではやり取りもしていたのに、今はそんなのも切れてしまった、みたいなことが書かれている。


自分の記事のリンクしなおしだけで、すまないんですけど、結局本質的なところは変らないんで。

 

kib.hateblo.jp

kib.hateblo.jp

 

要するに、彼らは反対勢力を黙らせるのに都合がよければ憲法も使うが、自分にあてはめられて不都合が生じるなら守るつもりはない。

それは統一教会と、その分派に共通する「神の子」たる性稟で、これは本家(世界平和家庭連合)だろうが、どっちの息子の派閥だろうが、あるいは真の母の新しい理念に集う昔の名前で出ている旧来の幹部たちだろうが変らない。

皆さん、本家・分派を問わず、なんか「基準を勝ち取らなければなりません」とか書いてたりするが、どんな、そして何の規準を勝ち取ったら何がどうなるのか良くわからない。

はっきりしていることは、こんな人たちが集まっても、神が人の幕屋に住むような世界なんかできっこないってことで。


自分たちの問題も解決できずに、世の中を統一しますとか、世界平和を家庭から実現します、とか冗談にしても笑えないんだよね、ということは少しぐらい理解してほしいものだ。

いや、無理なのはわかってるんですけどね。

※この記事は、最初、書き出しておいたんですが、なんか追記しようとするたびに状況が変るんで、投稿した日付と、実際の出来事があってませんので、ご了承ください。
つまり、この記事の日付よりも後の出来事も書いてます。