統一教会=世界平和統一家庭連合関係のブログ村も、もう見るところがないなぁと思っていたら、米本さんもいよいよ「ぼちぼちやるわ」になったのね。
最近ではブログという媒体自体がかつてほど勢いを持たなくなっている面もあるでしょうけれども。そういう意味では楽天が様々なブログの機能をスッパリと見切ったのは、いかにもネット系企業らしい判断だったとは言えるかもしれません。
ブログとはWeb Logの略なので、本来的に言うなら「ログ」をとって残しておくという機能はなくなってはいけないとは思うのですけれどね。
いずれにしても、米本さんには長い間、お疲れさまでしたと申し上げます。
ここで散々、批判もしてきましたが、米本さんの果たしてきた功績が大きいことは間違いない。
統一教会に与するとかしないとか、そんなレベルの話ではなく、「人権侵害の問題」として拉致監禁を取り上げ、ジャーナリスト人生を賭けてそれを撲滅してきたことは間違いなく正しく評価されるべきだと思います。
それにつけても、この米本さんの「基本的人権」という論点を借りてきて、自分たちの不足である「人類に普遍的な価値を提供する宗教団体へと生まれ変わる乾坤一擲のチャンス」が開いていたのに、その機会をすら自ら棒に振った宗教団体は、もはや論じる価値もない。
自分たちに都合が良いところだけつまみ食いして、反対牧師への攻撃材料としては喜んで使うが、「基本的人権の自分たちの組織への適用」には全く関心がなく、木で鼻を括るような表現で世の中を欺くことにしか余念がなかったのが統一教会=世界平和統一家庭連合だったのですから。
そんな団体が世の中で居場所を見つけられないことも「自然の摂理」でしょう。
ということで改めまして、米本さん、お疲れさまでした。