KIB: kurogane in black

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「法は相手を縛るもの」は、結局、韓国の普遍的な価値観なのかなっと

韓国では、「他人がすれば不倫、自分がすればロマンス」という、なんとも気持ちの悪い表現がある。
 
そんな韓国を発祥地とする世界平和家庭連合=旧統一教会の人たちも、同じ様なことをたくさんやってきた。
 
かつて霊感商法とか洗脳とまで言われた強引な伝道で社会から反発され、反対牧師による拉致監禁が盛んだった時は、反対牧師=サタンであってその戦いに勝利することは信者の務めみたいなムチャクチャな理屈がまかり通っていたのだけれども、ジャーナリストの米本氏がいくら社会的に非難されている団体だからと言って、その信者を拉致監禁するのは憲法違反だ!と言い出したところ、いきなりそれに便乗して人権侵害を楯に拉致監禁反対!を叫びだした。
 
そんな米本さんの活躍のおかげで拉致監禁が減少し、最近では昔に比べれば殆どなくなったという状況になった頃、米本さんのジャーナリストとしてのペンの矛先は、そもそも統一教会の人たちはなぜそこまで社会から忌み嫌われるのか?自分達の行いがまずいことは改めるべきではないか?と言い出した途端、米本さんとは距離を置き、露骨に接触や情報提供を禁止し、さらには神山氏が自分で公開した動画が本部のお気に召さなかったようだということで削除要請をはじめた。
 
それで、米本さんがそれは言論封殺だ!拉致監禁に対して人権侵害、憲法違反を叫ぶのなら言論弾圧も同じ様に憲法違反だ!君達はその辺はどう考えているのか!と言った。
 
残念だが、そんな正論、統一教会の人たちが聞くわけない。
 
本部だけでなく、それまで米本さんを正当なジャーナリストだとか言ってた信者達も手のひらを返す始末。
 
このあたりのことは、過去に何度も書いてきた。
いくつかピックアップするとこういう記事。
 
 
こういうのは、外からのチェックが働かない統一教会、おっと世界平和家庭連合=旧統一教会だからなのかと思いきや、最近では韓国という国というか、司法も行政(大統領府)もが同じ様なことをやらかし始めていて、もうしっちゃかめっちゃかだ。
「他人がすれば不倫、自分がすればロマンス」の裏返しというか、「法は他人が守るもの。自分に適用されたら、その法がら間違っているか、法を適用した人間が間違っている。ならば過去にさかのぼっての法律改正や、弾劾するのが正しい」という、もはや内ゲバ状態に陥っている。
 
詳しくは楽韓Webさんのこちらの記事をご参照ください。
 
こういうのを見ると、ああ、統一教会の韓国人幹部の姿って、これだよなーと改めて思う。
 
これまでも書いてきたように、私には韓国人の友人もいて、それなりに仲良くしているので、あんまりゼノフォビアチックなことは言いたくないのだが、こんなのを司法界や政党、大統領府がやっているのを見れば、結局、統一教会の酷いところは、押しなべて「韓国」から来ているのかもな、と思わざるをえない。
 
このムン・ジェイン大統領の最側近の有罪判決・拘束をめぐって韓国人が繰り広げている寸劇は、「法は相手を縛るもの。自分を縛るはずがない。もしそんなことがあったとすれば、それはその法律を適用した相手が間違っているのだから、弾劾して正しい判決が下されるべき」という意味でしかない。
 
冒頭で紹介した「他人がすれば不倫、自分がすればロマンス」という言葉も、こういう意識が「不倫」という不貞行為に現れたケースなのだと考えれば合点がいく。
 
他人がしている不倫は許されざるべきものだが、自分がしている不貞行為にはそんな解釈はあたらないので、あくまでロマンスなのだと。
 
あのさ。
こんな国の人たちが、神の愛する国として世界の中心となり、父母の国となって全人類が慕うようになるのでしょうか?
 
なにをどう解釈しても、そんなことはありえないとしか思えません。
 
全人類を阿鼻叫喚の地獄絵図に落とし込みたいのなら、最適の選択だと思います。
 
ひどいですね。信者の皆さんは、何も思わないのでしょうか?
 
こういうことを知りつつ、それでも信仰を捨てないとか、あえて伝道しようとするとは、その責任は自分にあることを良く自覚された方がよいのではないかと思いますね。