最近、UCブログ村界隈は韓国の週刊ニュース雑誌、「時事ジャーナル」が書いた記事をめぐってかまびすしい。
この時事ジャーナルの記事について、ブログを復活させたパシセラ氏やcocoa氏が翻訳記事を投稿している。誰が翻訳したのかは知らないけれども、わざわざ翻訳して投稿するぐらい、そして大本営が公文を出すぐらい、インパクトがあった記事なのだろう。
このcocoa氏の翻訳などを読んだ米本氏がプゲラ!と大爆笑しているわけだが、まあ、そんなことを書かれたら普通の人間、つまりcocoa氏のような人なら反発するわな、と思ったら案の定反発してた。
面と向かって嘲笑されたら腹立つのは十分理解できる。
また、私自身はこれまでも散々書いてきたように、米本さんはこの世においては統一教会のプロジャーナリストなのかも知らんが、実は良くわかっていないと今でも思っているぐらいだ。
だから、米本さんから面罵されたら腹が立つとは思いますよ。
しかし、この件に関しては米本氏の意見に首肯せざるを得ない。
時事ジャーナルを紹介するウィキペディアでサムスン関連記事削除問題として上げられている内容は、ジャーナリズムとしては致命的だ。
そして時事ジャーナルで取り上げられた翻訳された記事をざっと見たけれども、米本さんが指摘した内容はそのまま私も感じた点だ。
私はジャーナリズムの訓練なんか受けてないけれども、こんな記事を金を払って買った時事週刊誌に掲載されていて読まされたら気持ち悪いと思う。
しかし、実はこれは時事ジャーナルがお金をもらって書いた記事というなら理解できる。
そして、カネをもらって書いた記事で批判している矛先が、自分たちが普段批判している対象だったから、喜んで翻訳したと見られても仕方ないだろう。
今回の米本さんの批判に対しても、一般的に専門誌と認識されている雑誌だから取り上げたとか、公平性の観点からも公共の利益があったとか簡単に言えそうだしね。
と思ったら、実際、本人もそのように弁明している。専門の週刊誌が書いたから翻訳したまでで、記事に偏りがあると私に文句を言うのはお門違い。プロのジャーナリストなのか、ルポライターなのか知らないが、プロの名がなく(意訳)みたいな感じで逆切れしているが、米本さんが書いているのはそこじゃない。
こんな偏頗的な記事を見て、そう思えないリテラシーのなさ、どのように冷静に見たって金もらって書いたようにしか見えない提灯記事を利用して、さも自分たちが正しいかのように主張する浅ましさが問題だといわれている。
まあ、しかしね。これは米本さんの期待が高すぎでもあるのですよ。
あと、韓国語も読めない云々とかcocoaさんが書いているが、これも酷いな。cocoaさんとかcosmosさんとか、昔から自分たちがいるポジションを異常に高く評価して、それを得られていない人を排除するようなことを平気で言い放つ傾向があるように思う。
たとえば過去のこの記事。
こちらはcocoaさんの記事への批判。
そしてこっちはcosmosさん。
少なくともわたしは時事ジャーナルはそのまま読める。韓国語も読めないのに、みたいな事を書いているから、じゃあ韓国語が読めたら批判してもよいのだろうなと思って、この記事を書いたのだけれども。
と、まあこんな風に書いてみれば、韓国語を読めるからとか読めないからとか、まったく物事の本質でないことが分かるだろう。もし普通の理解力があれば、だが。
そういうことも踏まえて、やはり今回の記事はカネで書かされた提灯記事なのではないか?という疑惑がぬぐえない。さすがにcocoaさんに、そこを調査しろなどとは米本さんでも言うまいが、せめて「あら?なんか変だ」ぐらいのことは感じ取ってくれたらよかったろうに。
ああ、こういうのを見るたびに、UCの人たちとは一緒にいたくない、と改めて思う。
この人達が、「地上天国を作りましょう!」というのは自由だが、その地上天国にはわたしは入りたくない。
さらば、時事ジャーナル。
さらば、UCの皆さん。
追記
時事ジャーナルから独立した、時事IN、ネットでちらっと読んでみたけど、こっちも面白いな。なんとなく、昔の時事ジャーナルの本当の命脈はこっちに受け継がれている感じがする。
ちらっと見ただけで、詳しく分析するまでやってないけどね。
時事IN ホームページ
この時事INのロゴデザインからすると、「時事問題に入り込む(IN)する」という意味と、「時事人」とを掛けているような感じがするが、どうなんだろう?